【裁判官による研修】専門職後見人による後見事務遂行上の留意点、問題点等 | 成年後見日記

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平成29年11月24日、リーガルサポートの研修を受講しました。

 

テーマは「専門職後見人による後見事務遂行上の留意点、問題点等」

講師は東京家庭裁判所後見センター 日景聡判事、村井みわ子判事補、小西俊輔判事補です。

 

リーガルサポートでは毎年少なくとも1回はこのテーマで裁判官を講師に招いて研修を実施しています。

後見センターの裁判官のお話が聴けるとあって、いつもすぐ満席になる人気の研修です。

今回も会場が受講者であふれかえっていました。

 

今回の内容は以下のとおりです。

①後見等開始審判事件を本案とする保全処分について

②後見等監督人の事務について

③基本計画を踏まえて家裁がいま考えていること、専門職にお考えいただきたいこと

など

 

裁判官が私達専門職後見人に望むことや、裁判官がどういう考え方で後見制度の運用を行っているかなど、後見事務遂行のうえでとても参考になる内容でした。

 

特に、後見人の裁量・後見監督人の裁量については、実務に携わる者としては一番気になっていたことでしたので、裁判官の考えを聞くことができて良かったです。

 

(東京ジェイ法律事務所 司法書士 野村真美)

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