社長と疑似恋愛 | まいまいのいまいきログ

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かつてそうであった話
そして今こうである話

何度も同じことを言ってても
前と逆のことを言ってても
今この瞬間は真実なんだ。
ここが本当の私。

先述の前職社長が食事に誘ってくれ、

 

トントンで会うことに。


 https://ameblo.jp/mamimumemo015/entry-12795404882.html


 

 

ためらいなくOKしたものの

 

あれ…変なこと言われないかな。

 

いや、大丈夫。

 

きっと大丈夫だ。

 

不安な気持ちが湧いてきて

 

ドキドキしながら待ち合わせ場所へ。

 

 

 

約一年前、

 

退職を告げてから1ヶ月ほどで

 

後任探しも、引き継ぎの余裕もないまま

 

強引に辞めた私。

 

 

 

同い年の社長はなぜか私を面白がるけど

 

多少はもやもやしただろうし、

 

同僚は正直、迷惑だったろう。

 

ソリの合わなかった看護師長は

 

私の抜けた後、激務から不調になり

 

職を辞されたと風の噂で聞いた。

 

 

 

どれだけ禍根を残したのだろう。

 

 

 

 

久しぶりの社長は変わらなくて

 

初めこそ少し緊張したけど

 

お酒も手伝って、すぐに滑らかな雰囲気に。

 

 

仕事に関する思いも

 

スタッフに対する姿勢も

 

相変わらず、まっすぐで飾りも無理もなく

 

やっぱりいい職場だった。

 

 

 

場が暖まりきった頃、

 

社長は今回誘った理由でやっぱり

 

一緒に働くことを提案してきた。

 

しかも会うまでの数日、

 

一緒に働いてたスタッフにも

 

私が働くことをどう思う?と

 

聞いていたそう。

 

 

みんなの答えは「社長がいいならいい」

 

私が退職に至った背景を知っていて

 

それも致し方ないよね、と。

 

そんな情報も合わせて

 

いつでも戻ってきて、と言ってくれた。

 

 

 

求めてくれる人がいた。

 

ただただ、ありがたかったし

 

私、頑張ってたんだな、

 

信頼してもらってたんだなって

 

改めて思えた。

 

 

 

 

 

それでもなぜなのだろう?

 

そこに戻る選択肢を選ばずに

 

見ず知らずの場所、人との

 

新しい職場を探している。

 

 

 

戻った方が安心なのに。

 

人も、方針も、好きなのに。

 

どうして戻ることを選ばないのだろう。

 

心は戻りたいという。

 

でも体は戻らないという。

 

自分のことが、一番わからない。

 

 

 

 

結局2件目もご馳走になって

 

終電間際、

 

道端で芸人のお兄さんに捕まった社長は

 

呼んでも引いても動かず

 

私は彼を置いて先に帰った。

 

 

 

そうだった凝視

 

酒癖が悪いこと忘れてた。

 

 

 

 

独身なら好きになってたかもな

 

ちょっと理屈っぽくてくどいけど。