【42:心の開放】
8日間滞在した沖縄。
毎日快晴の日が続き、暑かった!
電車や飛行機に乗り、毎日のようにプールや海で泳ぎ、
沖縄フードを楽しみ、現地っ子たちと遊んで
夏休みらしい日々を送れたのではないかと思う。
*
数日前のブログに、この旅行が一番したかったことだったと書いた。
子どもたちに楽しい時間を作ってあげたい(あまり疲れを感じず、運転や遊びのエネルギーが湧いてくるから不思議だった)と思う一方で
私自身の10数年を振り返る時間だった。
家族が欲しい欲しいと、心に穴を感じながら生きてた。
一緒に子育てしてくれる相手を恋愛の延長上に求め、
生きる術は定まらないまま25歳で流れるように結婚。
そこから13年
若い夫婦「お金はないけど幸せ」的生活を楽しみ
初めての出産、医療の不信と信頼のアンビバレントを得て
田舎独特の家族付き合いや距離感を経験して
生きる方法を求めて学び国家資格を手にして
家庭を持ちつつフルタイムの仕事や交代勤務も経験し
夫婦生活が破綻して人間のドロドロした心情を味わい
それでも生きていく生物としての存在に直面した。
あぁ、人間らしい生活を送ることができたんだな。
私は幸せな時間と経験を得ることができた。
可愛い子たちに恵まれ、無私に愛し、見返りなく愛された。
成長する喜び、成長を支え見守れる喜びを経験できた。
たくさんの成長ができて幸せだったんだなぁ。
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そして子どもたちは、母と離れた2018年10月には
それぞれ2歳と8歳だったのが、今や6歳と12歳になり
その年数なりに苦楽を経験し、成長していた。
次女は自分を「しーちゃん」ではなく「わたし」と呼び
自分軸全開の心タイプのりのりでやりたい放題。
昨夜お風呂の後、マグカップ二つにお水をついで飲んでいた。
一つは多分、わたしに。
いつまでも小さいと思ってたけど、そんなふうに人に気遣える子に成長していた。
長女は言いたいことをなかなか言えないところがあって、
黙ってこちらを見ていることが多かったけど
(私が子供の頃そうだったらしい)
初対面の大人でも、話を聞いてくれそうな人に
心を開いて本心を伝えることができるようになり
それを(人に頼ってだけど)伝えたい人に伝える、という術を身につけた。
たくさん我慢をさせた、子どもたち。
私はこの子たちに親として、この先何ができるだろう。
なんでもしてあげたい。私ができることをなんでも。
心を開放してくれた空と海と、沖縄のおおらかな人柄に
真心からのありがとうを送ります。
またね!