「生き物」とか「動物」という言葉って、
「物」が入りますね。

なので私は以前、この言葉が苦手でした。

「命あるものを、ただの『物』呼ばわりするって、
 どういうことなの!?」と。


……既に上の文に「もの」って言葉が入っていますが(ーДー*)


まぁとにかく
「生き物」や「動物」という言い方に抵抗があったのですが

そのうち、「物」にも心があるんじゃないか? と考えるようになり

命を「物」呼ばわりするな!
と思っていたことが恥ずかしくなりました。


結局、「動物を人間と一緒にするな」
「命とモノを一緒にするな」
同じ、差別の心から発生するものだと分かったからです。


日々、コンピュータにこんなにお世話になっているのに……。
「たかが物だ」なんて言っていたら。
そして、もし物に心があって、この言葉を聞いてたら。

……悲しむと思います。


日本の、妖怪の話で、たしか
長く使われた古い物が心を持って妖怪化する……
ってのがいくつかありますね。

物に魂が宿るという考え方は昔からあります。


……だから……

命のあるもの、ないもので分けるのも
ちょっと違うかもしれないですね(ー_ー*)


「モノが心を持っているかどうか」
私には分かりません。

でも、極論を言えばそれは
「自分以外の者」すべてに当てはまると思うんです(*゚ロ゚)


目の前の人間が喜んでいるように見えても、
「嬉しい」と言っていても

テレパスさんやエンパスさんではない私には、
「本当に、心の底から喜んでいるか?」分かりません。

「こう見えた」と推察するしかないです。


生き物たちのことは、もっと分かっていないかもしれません。


けど、「理解しよう」という気持ちを持つこと、
「こうかもしれない」と視野を広げておくことは
しておこうと思います。


虫たちにも物にも、
心や、ちゃんとした意見があるかもしれないのに

存在していながら、心が存在しないように扱われたら?
自分にも気持ちがあるということを、全否定されたら?

相手の立場に立ってみると、
それは恐ろしいことだろうなと思います・°・(ノД`◦)・°・


たとえば……
もしも、ある日突然
自分が透明人間や「道具」になっていたとして

ここにいることに気づいてほしい、目を向けてほしい
あの手この手を使って訴えたとして

それでも誰にも気づいてもらえなかったら。
無視されたら。

こちらを見てもらえたとしても、
向けられたのは、心のこもっていない
無機質な視線ばかりだったら……


って考えると
なんかすごく怖いです(T_T)


そんなことありえないかもしれないけど……

実際のところ、
「何に意識があって、何に意識が無いのか」なんて
ハッキリしていないと思うんですよ(((( ;°Д°))))


私に意識があるなら、他人にもあるかもしれない。
他人に意識があるなら、動物にもあるかもしれない。
動物に意識があるなら、虫や花にもあるかもしれない。

そして私たちに意識があるなら、
私たちを生んだ宇宙にも意識があるかもしれない。

意識のないものが、
意識のあるものを生むことはできない気がするから。


……と……いう……

仮説でしかありません。


私は人間で、他の人にも心がある、という仮説で生きています(°ー°;)

相手に意識があるという確たる証拠、根拠はあるのか? なんて……
とことん突き詰めれば、何もないかもしれませんので……。


……えー、ここで最初の話に戻ります。


そもそも、
「『生き物』や『動物』という言い方はおかしいんじゃないのか?」
という考えは
私の意見ではなく、どこかで見たものだったような気がします。

それに、「そうだ、そうだ!」と乗っかったんです。


そして、「物に心がある」という考え方も。
私が、自分から思ったことではなかったです。

人から聞いて、「なるほどそうか……!」と取り入れたんです。


つまり、自発性のない受け売り。
ただなびくだけ、です(°д°;)


ということは……

私はただの、電波受信装置で……

今発信しているのも、
なんらかのエネルギーを拾って増幅しているに過ぎない

ということのようです。


すると


意識がないのは本当は自分の方かもしれません(≧∇≦*)


我思う、けれど我あり……?

自信ないです(*゚▽゚)


「本当の意識」は私には見えていないのかもしれません。



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いわゆる雑草のメマツヨイグサ・セイタカアワダチソウと
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