この間、合唱曲を色々聞いていました。

合唱ってなんか良いですね~。
歌ったことある歌もない歌も、たまに聴いています。


合唱曲って、松井孝夫さんという方が
作詞や作曲をしておられるものが多いんですね!
あの曲もこの曲もそうだったのか~、と驚いています。
好きな曲を調べてみたら、この方が作った歌だったことが多いです。
(マイバラード・そのままの君で・つばめのように・自分らしく など)


あと、谷川俊太郎さんの詩の合唱曲も素敵ですね~。
(春に・信じる など)


さて、YouTubeを見ていたら、
合唱曲「次元」の動画を見つけました。
作詞は朝井リョウさん、作曲は三宅悠太さんだそうです。

この歌が前から気になっていたのですが、
まだ歌っておられるのを聴いたことがなかったので、早速聴きました!


この歌、不思議な歌詞とメロディーで、
すごく好きです!
個人的にはすごく泣ける歌だと思います(T▽T)


アメブロへの歌詞の掲載はOKっぽいので、
歌詞をコピペさせていただきます。




「次元」


教室の壁の世界地図
一筆書きでつなぐ星

トイレの扉の男と女
心の形を表すマーク

誰もが輪郭を
知っているもの、の

ほんとうのかたちを
誰も知らない


世界を創った瞬間
「神さま」

選挙でバンザイ
「国会議員」

四月一日きょうから
「先生」

私の誕生日だよ
「お母さん」


誰もが呼んでいる
その名前、を

与えられる、
ほんの、一秒前は


その線が取り込み逃した
空間のにじみ

その言葉が
掴みきれなかった
時間のふるえ

輪郭をなぞるだけでは
名前を付けるだけでは


だから私は想像する

線を引かずに、
呼び名を決めずに

xでもyでもない、
私の思考が伸び得る
次元で

その物体の奥行きを、
その肉体が歩んだ歴史を

あらゆる空間と時間を
抱え込んだ

立体としての
世界の構造を


私は想像する
私は想像する

たったひとつの
命同士になるまで、
私は




人間って生まれた瞬間は「ただの人間」に近いですが
そこから名前をもらって、手続きして、
幼稚園とか学校に通って、どこかに属していって
だんだん「役割」が私自身を表す言葉になっていくんですよね。

社長、監督、お父さん、パン屋さん……


でも、あまり語られない、人生の中で表に出てこない
「ただの私」みたいなものも、同時に心の中に存在するんですよね。
口に出してうまくは言えないけれど、
「何者でもない私」のようなものが。

有名な人、本を出している人、テレビに出ている人にも
誰にも覗くことのできない「その人自身」があるはずで。


この、合唱曲の「次元」は多分そういう話をしているんじゃないかと……。


XとかYとか次元とか言っているから、
数学か、量子物理学的な話かな?
哲学的な気もします。

「存在」を見つめる話、
「思考」を見つめる話って面白いですね~。
懐かしくて温かい自由さを感じて癒されます。




あと、合唱曲といえば、学校の合唱曲で気に入った曲のCDが欲しくて
先生に「この曲とこの曲とこの曲が入ったCDをください!」と頼んで
作っていただいたことがありました。

先生もお忙しかっただろうに……
よくあんなこと頼んだなぁ……(ºДº;)


「次元」の他に合唱曲で好きなのは
「共演者」「こんなにたしかに」などです。


ではこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました!





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