※今回のブログには捕食シーンが含まれます。


この間雑木林の近くで、
クモの巣にぶらさがっている虫を見ました。
引っかかっているわけではないみたいです。

クモの巣に引っかかった虫を横取りする虫もいるらしいので、
この虫はきっとそうだと思って近づきました。

しかし私がクモの巣にぶつかってしまい
(思ったよりクモの巣の範囲が広かった)
虫が飛んでしまいました(ー_ー;)

虫さんごめんなさい……。


飛んだ虫は、近くの葉っぱに止まりました。
何か持っています。


よく見ると、クモでした!
クモの巣からクモを捕って食べているようです。


ビックリしました。

クモって堂々と巣の中心にいるし、
巣にいればクモはほぼ安全なのだろうと思っていました。
そんなクモを巣からもぎとって(?)食べる虫がいるなんて驚きです。


調べてみるとこの虫は、
「ムシヒキアブ」の一種のようでした。

↓こちらは別の日、別の場所で撮った写真です。


ムシヒキアブの仲間には
セミやスズメバチ、オニヤンマまで狩ってしまう虫もいるそうです。
この子たちとは別の種類ですが、すごいですね。

ムシヒキアブの中でも特にシオヤアブが大型で強いようです。
シオヤアブは一見ハチっぽく見える虫です。

大型の捕食昆虫たちは、
狩ったり狩られたりするデッドヒートな仲(?)なんだとか。

しかしその強さの割にはちょっぴりマイナーですよね(°o°;)


そしてそんなアブたちは、ハエの仲間だそうです。


ムシヒキアブ、よく見ると
大きな目や背中の模様、立派な羽が素敵ですね!

↓また別の日、別の場所にアブらしき虫が。


この子はどっしり、頑丈そうで
上の二匹とは雰囲気が違いますが……
こちらもムシヒキアブさんでしょうか?


この毛は柔らかいのか、とがっているのか……。


最近、虫が飛び去る前に心の中で
「ありがとう、またね」と言って
こちらから立ち去るのがマイブームです(*'∀')

あんまり成功せず、虫が先に飛び去ることが多いですが……
この子はこちらが立ち去るまで撮影に付き合ってくれました。


筋骨隆々。
そしておなかが特徴的ですね。
この子は図鑑に載っていなくて、名前が分かりませんでした。

以前は、図鑑に載っていない虫を見たら
「新種か!?」と興奮していたのですが
図鑑に載りきらない虫さんは五万とおられるのだと
知った今日この頃です。


↑じっとしていてくれたので動画も撮影。
私の体勢がキツかったので大いにブレましたが……
アブさんが首を振る、可愛い動作が撮れました。

首を振るのは威嚇行動なんだろうかと思って
検索してみましたが分かりませんでした。
これは威嚇? それともストレッチ?
そういえばトンボさんも、時々首を振っていたような……。


ではここで終わります。
お読みいただきありがとうございました!