『 こぼれだま 』ポロポロとついこぼれ落ちる。なんでうまく行かない。なんでうまく伝わらない。舌打ちし過ぎた口が痺れる。悔しい。もどかしい。僕が選んだ夢うつつ。こんなものかと嘆いてみせる。どんな視線や、しがらみも笑い飛ばす奴にはかなわない。幸せだって言ってやれ。 やせ我慢でも見栄をはれ。どんなに使い古した言葉でも諦めずに光るまで磨いてみろ。 諦めるということさえ知らなければこぼれ落ちた「魂の言霊」は必ず輝きを増すだろう。