ここだけのはなし

……という訳ではないが、

まぁ、そんなに人には話さない話を。


私は子供の頃からずっと

異端児、困った子のように大人から扱われ

「可愛げのない怖い子供」と言われた


働くようになっても

知らない人からは「なんか怖い」と言われ

上司(特に実力のない人)からは

「キミは能力はあるかもしれないが

組織人として欠陥がある」

と言われた


家賃を払ったり、ご飯を食べるために致し方なく

jobを得るために、一時期

「あるべき姿」「求められる姿」を演じてみたら、

その演技は高く評価され

目の前に人参🥕をぶら下げられて

どんどん仕事の難易度も高くなり、量も増えたが

意に沿わない「あるべき姿」演じ続ける度に

どんどん魂が縮んでいく思いがした


で、結果的に人参🥕は、どっかの国の

動くゴールポストと同じで、手に入る訳もなく


ガス欠状態で酷使され続けた身体に

強制シャットダウンを食らう羽目になった


あの30年は一体何だったんだろう

世間一般の幸せそうな人を見て

恨み辛みで闇堕ちしそうになったことも何度もある


が、必ず踏みとどまった。


これだけ時代に適応出来ないのに

うまいこと、美味しい汁を食らうことが出来ないのに自分をダメだとは思わなかった


いやぁ、人間ってこーいう状況になると

アタシでも、こんな風になるんやなぁ

これを魔が差すって言うんやろなぁ

と、どこか他人事だった

こんなやから、人から怖い言われるんかなぁ


でもその理由が解った


夢で見た話なのだが。五感で感じられるリアルな夢だ


空の上に長〜いエスカレーターが続いていて

その先にドックのような工房のような

横に丸い球体があった


私は登りに並んでいる人の身体を

凄いスピードで何人もすり抜けて、

そのドックの中に入り、

様々なメンテナンスをされていた


その脇を今まですり抜けて来た人達が

さらに上に向かうエスカレーターで登っていく


私ももう十分です、直さなくていいです😭

と根を上げてみたのだが


 「いやいや、これまでは体験取材でしょ?これから本番ですから😌」

と相手にもして貰えず色々とメンテナンスをされて、終わるや否や

ベットからスライドで出されるように

空中にリリースされた


帰りのエスカレーターは無いんかい⁉️

と思ったが、私はラピュタのペンダントを

付けているみたいに、フワフワと

漂いながら降りていく


その間に、様々な場所、時代の、色んな光景を、

同時に見た


それでも着地した春の大地と草は柔らかかった


すぐ近くに小川のせせらぎが聞こえ

こっちに木苺や果物もあると、

動物たちが教えてくれた


なあんや、やっぱりな


水も食べ物も最初からここにはあんねん


金が無いから生きていけへん、とか

会社が求める人材がどーとか

いらんねん


人間そのものが自然の一部なんやから


人間が後から作った訳分からんシステムより

よっぽど人間や、生き物や

自然の方が偉いねん


って、

いずれ価値観をぶっ壊される時が来る


私は解ってるから、いまの価値観というか

変なモノサシを意味無いわ、と思ってきた


だから、みんな怖かったんや。


年齢も性別も肩書きや、学歴やらにも媚びひんし

興味があるのは

 あなた自身はどんな人ですか?特技は?個性は?魅力的?

ってだけ。


しかも、ひとりで居ることが怖いどころか

時間を自分の為だけに使えてラッキー✌️🍀

というタイプだからかーꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ


兎にも角にも。

みんな役割は違うからね

それを果たすまでは、上のエスカレーターには

乗りたくても、乗れないらしいよ