毎年この時期になると、
新しい年のスケジュール帳が
店頭に並び出す。
でもなかなか自分の好みに合った
使い勝手の良いものに
出会えることは少ない。
表紙のデザインや
素材もさることながら、
手に取った時の重みや分厚さ、
大きさも重要なポイント。
あと中身の機能性が
自分の求めているものと
100%合致しているか、
無駄なページはないか、
ページを開いた時の書き易さはどうか、
いろいろ検討して吟味して、
まあこれでいっかと
毎年多少の妥協を抱えながら買っていた。
そう、ちょうど一年前におしゃれな
カスタムメイドのスケジュール帳に
出会うまでは。
ポーランドのブロツワフという街で
手帳やアルバムなどを
手作りしている人がいることを
何かのきっかけで知ったのが
ちょうど昨年の今頃。
その方のホームページやSNSを見て、
これだ!と思った。
手帳本体の綴じ方、
表紙のデザイン、
色、素材、使う糸やゴムの色など、
それこそ一つ一つ
掲載写真出典元 ©️Memoru
掲載写真出典元 ©️Memoru
年間スケジュールと
マンスリーはもちろん、
ウィークリーのページのレイアウトも
何種類かから選ぶことができる。
無地のページの挿入箇所や枚数まで、本当にありとあらゆることが
注文できるのだ。
あと、こんなページを追加してほしい
などの希望を出すこともできる。
自分の嗜好に合った、
自分だけの
オリジナルパーソナル手帳が
できあがる。
私がこのスケジュール帳の
一番気に入っている点は、
どのページを開けても
きちんとページが180度ピタっと
掲載写真出典元 ©️Memoru
要するに
ペンを左から右に走らせている際に
全く違和感がない。
そして途中で閉じない。
それはこの製本の技術にある。
ネットでオーダーメールを送ると、
そこからこの手帳の
製作者Aneta(アネタ)との
やり取りが始まる。
ここはこうしたいなどの要望をもとに、
彼女からの提案も聞きながら、
自分が来年一年間使うスケジュール帳の
大まかな見積もりが形になっていく。
ワクワク度MAXだ。
来年使うスケジュール帳は、
デザインも色も無事決まり、
今回はオプションで
ペンホルダーもつけてもらった。
使用する素材は写真で送ってきて下さり
最終的に了承・確認して
今日入金を済ませた。
あとは完成を待つだけだ。
まだ手にしていないのに
もう嬉しい。
単なるスケジュールだけではなく、
自分だけのマインドノートとしても
いつも身近に携えている。