今回もPrime会員無料の本の中からチョイス

 

 

 

 

10代で母を病気で亡くした姉妹、ソフィーとイザベル。その後小さな島で唯一の書店を経営していた父親が亡くなり、書店を続けたい姉ソフィーと書店を畳みたい妹イザベルの間に溝ができる。

イザベルは島を離れマンハッタンで暮らすが、ある日ソフィーの娘から助けを求める手紙を受け取る。

 

前回読んだ短編もそうでしたが、全体的なストーリーとしては悪くない(←謎の上から目線w)のですが、前半の細かい設定に無理があるところがあって、そのせいでどの登場人物にもあまり感情移入ができず…。

色々なことがあって仲が良かった姉妹の間に亀裂ができて、10年以上接触のなかった二人が最後には心を通わせるわけなんですが、この「色々なことがあって」の部分に無理があるので「普通そんな展開になる?」っていうモヤモヤがネガティブ

けれどもイザベルが手紙を受け取ってからの後半はよかったです。

短編は気軽に読めるのはいいのですが、やっぱり短く収めようとすると無理が出てしまうのかな。

 

 

 

The Bookstore Sisters

語数:約1万words

 

英検1級程度の語彙力:辞書なしで読めます。

 

英検準1級程度の語彙力:辞書があった方がいいですが前後から推測すればあらすじはわかりそう。

 

その他:小説の割にはそれほどわかりづらい文章でもなく、30ページという薄さなので気軽に手を出せる本だと思います。

 

これ、まんまお正月に読んだ本からのコピペです。

ボリュームもレベルも似たような感じです。

そしてどちらの本もモヤっとするところとじんわりするところがあるという点で似ています。

こういう本を続けて読むと、もう少しスケールの大きい長編を読みたい気分になります。

次はもう少しボリュームのある本にしてみようかな。