こんにちは!《mami.craft》です
この間、次男が帰宅するなりこう言いました
「(担任の先生)、今日お誕生日なんだって!
クラスの子がお手紙を渡していたから、自分も渡したい」
とてもいいと思います
ただひとつ問題が…
我が家は去年の6月に今の学校に編入学したのですが、
もうその頃って、当然クラスの自己紹介などは終わっているし、
感染対策などもあって学校に行ったり、先生とじっくりお話ししたり、といったことが少なく、
先生の好みがわからない…
誰かに渡すためのメッセージカードを作るときは大抵、
渡す相手のことを考えてデザインします
好きな色はもちろん、どんなキャラクターかな、とか、
いつもこういう感じの服着てるな、とか色々…
そういうことからこうしよう、ああしよう、と決めていくのが好きな時間ではあるのですが、
情報が何もないと、ペーパー1枚からカードを作るので、なかなか難しい
なんせ、メインテーマが決まりませんから
好みはわからないけれど、お祝いの日にお花をもらったら嬉しいかな
季節は冬だけど、寒いからこそ待ち遠しい春っぽくしよう
郵送ではなく手渡しだから、カードサイズもこだわろう
…と、色々と考えた結果
このような、ましかくのお花の輪っかのバースデーカードにしました
カードサイズは、10.5×10.5cmの正方形
ベースのペーパーは朱色っぽい赤(カリプソコーラル)
背景のホワイトのペーパーは、ドライエンボスをかけて漆喰のような模様を付けました
※ドライエンボスとは、ペーパーを専用マシンにかけて凸凹の模様を付ける加工
マットなゴールドのペーパーをダイカットして、リング状にしました
そこに、スタンプをしてダイカットしたお花や葉っぱを配置しています
スタンプしたのは、大きい赤系、花びらの尖った黄色系、小さい白系のお花ですが、
花びら部分のスタンプインクは赤、黄色、薄い緑、の3色しか使っていません
例えば、赤とピンクの花は、実は同じ色、濃度のインクを使っています
どうしたら2色のように見えるのか?
それは、「捨て押し」という手法を使っています
例えば赤いお花の場合、
まず、赤のインクでお花を押します
その後、インクを再度付けずにそのままもう一度押します
すると、一度目のスタンプを押した時にインクが落ち、印面のインクは薄くなっているので、
そのままスタンプすると、薄まった同じ色のインクで押すことができるのです
これが、「捨て押し」です
手持ちのインクの数が少ない時や、
色を変えたいけれど統一感を出したい時などに便利です
封筒は、カードサイズにぴったりのものを、エンべロップパンチボードで作りました
ベラムパーパーで作ったので、ほどよく透けて、カードを入れた状態でも可愛いです
エンべロップパンチボードについて書いた過去記事はこちら
minne では、いろいろなバースデーカードを出品していますので、
よろしければご覧くださいね