しばらく大号泣をして、我に返り、
今後の方針を決める。
私の職場のある町にペット専用葬儀屋があるのを一度通りかかったときに見ていて、
ネットで調べて電話をすると、当日15時以降に連れてきてよいとのこと。
一晩一緒に過ごすことも少し考えたが、
すでに死後硬直が始まっていて、
ちぇびがなんだか単なる抜け殻でしかなく思えたので、
15時に連れて行くことにした。
葬儀屋まで車で30分。
行く途中で、村の花屋さんにて花束購入。
葬儀屋の社長に案内されて、ちぇびを地下の祭壇?に設置。
花を飾って、別れを惜しんでください、とのこと。
暫く時間をもらった。
15分ほどして社長さんがやってきて、
上で料金の話や説明を受ける。
ちぇびが12歳であることを告げると、びっくりしていた。
6歳とかはよく見るけど、12歳は見たことがないらしい。
火葬はこの場所で行われるのではなく、
週に数回まとめて、Schwaebisch Hallという街の火葬場に連れて行かれるのだそうだ。
ちぇびの場合、6月15日にその街に連れて行かれて、
21日に灰が葬儀屋にて引き取り可能となる、とのこと。
従って、火葬されるのは16日または17日か?(土日はもちろん火葬場お休み、月曜日はたぶん灰の移動日)
火葬場まで行って立ち会ってもよいが、別料金且つ日程について話し合いが必要とのことだった。
故に火葬場には行かず、すべてをお任せすることにした。
ぽっかり心に穴が開いた状態で葬儀屋を後にした。
(今ここ。つづきはまた来週)

