土曜の夜は私もめまいを起こして21時に寝る。

たぶん10年以上ぶりのメニエール発症だ。

立っていることもできず、目が回りちぇびの気持ちがよくわかる。

いや、こんなめまいの中、少しでも食べようとするちぇびは尊敬に値する。

私には無理だ。

だけど私のめまいでちぇびが病気から解放されるならウェルカムだ。

 

日曜日の朝。

私はいつもどおり5時起床。

今日から夫が日本に所用で1週間帰省するため早くに家を出る。

(ちぇびにとったら「ジャイアン」がいなくなり、静かに療養できる一週間になるはずだ)

ちぇびは朝から変わない様子で定位置で寝転がっている。

マッサージをしてあげると長く伸びる。

相変わらずしんどそうだ。

少し水を飲んで野菜をつまむ。

牧草も1本程度食べては左回りにサークルを一周して定位置に戻ってくる。

昨日と違うのは、今日はちゃんとトイレに上がっておしっこをした。

(昨日は日中2回床におしっこをして、夜中も1回床にした形跡あり)

うんちはゴマ粒大のものが床に数個落ちている程度。

 

ちゃんとトイレでおしっこしたので大いに褒めてあげる。

 

朝、Whatsup(Lineみたいなもの)でドイツ人のシッターさんに病気について知っているか聞いてみた。

どうやらシッターさん家(3匹のうさぎ飼い)のオスのうさぎも発症してはいないが血液検査でエンセ保菌者(?)と診断されているらしい。

ちぇびの様子を説明して、医者の診断が大丈夫だろうか、薬がどういったものだったかを聞いてみた。

ついでに血液検査をしなかったのも大丈夫か聞いてみた。

(昨日直接医者に聞くべきだったが、あとあとネットで調べてみたことも多かったので)

そしてあまり食べないなら、強制給餌の粉を医者に処方してもらうことを勧められた。

 

今日は11時から病院に向かう予定だ。

朝は涼しかったが予報では30℃になるので少し心配。

 

10:45ぐらいに家を出発。

今日は日曜日でバスが走ってないので、徒歩で病院に向かう。

歩いて15分ぐらいだ。

かなりの坂道で行きは下りなのでまだよいが、帰りはタクシー呼ぼうかな・・・。

そしてまあまあ涼しいのが幸いだ。

 

病院に着いたら先生が受付にいた。

「調子はどう?」と聞かれる。

「うーん、変わらない感じです・・・」と答える。

ドイツでは診察室に入るときは握手をするらしい。

手を出されたとき、持っていたちぇびをキャリーごと渡すのかと勘違いしそうになった。

先生は、この病気はすぐには良くならないのよ、忍耐が必要、と言われる。

ちぇびの様子を見て、眼震もしていないしローリングもしていないから

割と短期間でよくなると思うよ、と言われる。

斜頸で亡くなることはあまりないが、食べなくなる方が問題だそうだ。

 

今日も白い液体の薬を口から入れられてあがあがするちぇび。

皮下注射を打たれて、29.43ユーロ。

強制給餌の粉も処方してもらう。(8.52ユーロ)

血液検査をしないことについて聞いてみた。

どうやら、症状が明らかなため無駄に血液検査をして大金を払う必要はない、とのこと。

また明日(月曜日)も来るように言われる。

明後日からは家で自分で薬をあげるようにとのこと。

 

坂道を上り家路に着く。

ちぇび、重いよ・・・、と5回ぐらい休憩の度にちぇびにつぶやく。

ちぇびは家に着くと腹ペコだったらしく牧草を少し食べる。

頑張って水飲み場まで倒れながら行って少し水も飲めた。

しかし、相変わらずペレットは食べない。。。

今現在、夫がいないので静かに寝ている。

 




↑ケージを取っ払い日本から持ってきたサークルを使用。

床は先週ホームセンターで買ったバスルーム用(?)の滑らないカーペット。

やっぱり左に傾いているちぇび。