演目はJohn Crankoの『Oneguine』。

配役は、

Herve Moreau (Oneguine)

Isabelle Ciaravola (Tatiana)

だった。


息を呑む、とはまさにこのこと!

今まで観たバレエの公演の中で、

これほど感動したことはない舞台だった。

揃いが違う!足の上げ方も違う!!


小さいときから付属のバレエ学校で厳しく鍛えぬかれ、

選び抜かれた彼らは、一寸の狂いも無いほどの演技で

観客を魅了してくれる。

すばらしい!!の一言だった!


あと、男性ダンサーの足の長さといったらスゴイ!

胸から下がすべて足じゃないの?と思えるぐらい長い!(ホント!)

女性も同じく。

コールドも他のバレエ団と違って、

全員同じ人が踊ってるのではないか、と錯覚するぐらいすべてのダンサーが

何もかも揃っている感じがした。


ホントに観に来てよかったーーーーー。

終始感動の1晩だった!


そして演目終了後、更にすごいサプライズがあった!

鳴り止まないカーテンコールの後、

劇場の方が突然登場し、

「今日は重要な発表があります」という具合に話が始まった。

なんと、その場でTatiana役のIsabelle Ciaravolaと

Lenski役のMathias Heymannにエトワール昇格の発表がされたのだ!!

その二人はしばらく呆然として、その後驚きと感激の嵐!!!

他の出演ダンサーからもそして観客からも「おめでとう!!!!」の嵐だった!!

こんな素敵な場面にも出会えて、ホントに来てよかったー!!!

しかしさすがフランス、粋な計らいだな~。


(ちなみにこのやり取りは全部フランス語でされていたため、言っていることは全く『???』だったけど、

雰囲気でなんとなくわかったのと、あと日本に帰ってきてネットでチェックした)


東西見聞記