子供達にピアノを教えていてふと思うことは
子供はちょっとした間違えで直ぐ止まり
戻って直そうとする。
勿論そういう事も時に必要。
でも時には少しのミスは気にしないで最後まで
弾ききることも必要なのだと
経験を通して感じる。
ミスして止まる。
それは本番には許されない行為。
そしてミスなんかで止まらず、
最後まで諦めず
「やり通す」と自然と力がついてくる。
と、自分の経験を通して
子供達にもそう強くなって欲しいなと思う。
コレペティのピアノは時として止まらせない。
最後までやり通す意味を
言葉を介さず
音で意味を伝える。
長年音の世界にいると
音楽は言葉無しでその時の状態を
察知できる。
音、声は精神と繋がる。
音楽は偉大なのだ。