ある年、母が立て続けに病気になり、周りでも災難続き。。。
両親が相談した結果、家をお払いしてもらう事に。
実家は神道(神社)の氏子です。
私はてっきり、神主さんが来てお払いをしてくれると思ってました。
ところが、当日やってきたのは普通のおばさん(祈祷師)と気の弱そうな助手。
祈祷師「まずは家の中を見せされていただきます。」
(; ̄Д ̄)なんじゃと?やばい・・・部屋掃除してない・・・
一通り家の中を見て回った祈祷師。
その間に床の間のある座敷に助手が祭壇を作っていました。
祭壇の前に祈祷師。
その後ろに父・母・私が並んで座ります。
祈祷師がまず、家族全員の名前と生年月日を聞き、書き取ります。
(父さんの誕生日間違ってるんだけどなぁ・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ)
そして祭壇に向かい何やらお祈りをしています。
すでに、その頃、私の足はしびてれました・・・(-。-;)
お祈りが終わり振り返り、
祈祷師「分かりました。奥様に戦国時代に非業な亡くなり方をしたお姫様の霊が取り付いてます。」
母を横目で見ると「お姫様って♪」とまんざらでもない様子。
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ・・・霊が取り付いてるんだよ・・・・
祈祷師「そのお姫様に仕える武者が2人います。」
一人は天井裏を夜歩いてるとの事。
祈祷師「よく、天井がミシっと音がしませんか?」
父「ん~たまに天井の隅が音がしますね。」
祈祷師「それです。武者が姫様を守るため歩き回ってるのです。」
(はぁ?私、一回も聞いたこと無いけど・・・)
そして、しばらく祈祷師は目を閉じ何やら神様?と交信している模様。
祈祷師「お宅には大きな犬がいますね?」
父「いえ、中型犬の柴犬です。」
この時点で、私は怪しい祈祷師と思い始めていました。
(犬小屋は大工のおじちゃんが張り切って作って、大型犬ぐらいの大きさに作ったんだよ!!!)
祈祷師「もう一人の武者はあの石に座って姫様を守っています。
人間には見えていませんが犬には見えています。夜、無駄吠えしませんか?」
我が家族、そろって(( ( ̄  ̄*)(* ̄  ̄) ))いえいえ
祈祷師は少し考え「あの石の付近には近づかないでしょう?」
祈祷師が指差す石は庭に配置されている飾り石?の一番「エリ」の犬小屋に近い石。
またもや家族揃って(( ( ̄  ̄*)(* ̄  ̄) ))いえいえ
あの石の周りは「エリ」が近所から貰ってきたおやつのあまりなどを掘って埋めている場所。
もちろん、埋めっぱなしで、完全に忘れている「エリ」・・・
父「ん~そんなことはないと思いますが・・・」
祈祷師「そうですか。。。見えているはずなんですがね・・・・」
そして、また祭壇に向かって何やらお祈りしてます。
祈祷師「裏庭に池がありますよね?あの場所は邪悪な霊が集まりやすくなっています。
埋めたほうが良いですね。
その池には犬も近づかないでしょう?」
あまりにも外れてるので申し訳なくなったのか、
父「そうですね。横は通りますが・・・」
嘘ばっかり・・・私が知っているだけでも、池の中の鯉や金魚を覗いていて3回は足を滑らして、池に落っこてるし・・・
その後は私は部屋に戻り、祈祷師と両親が色々話していた様子。。。。
一通り、話は終わったようで、家の周りにお清めの塩をまくことに。
祈祷師「一週間はこのままにしていてください」
祈祷師が言い終わるか終わらないうちに、「エリ」は食べ物だと思いペロペロ・・・
祈祷師ご一行が帰った後、
私「絶対さっきの人怪しいってば!」
母「でも、なんだかこの年になってお姫様なんて言われて照れるわぁ~」
ヾ( ̄o ̄;)チガウッテバ、、、母さん、それは母さんの事を言ってるんじゃなくてぇ・・・
父「ん~まぁ、試しに池は埋めよう」
後日、池の中の金魚や鯉は神社の池に引き取ってもらうことに。
バケツ4つに分け、私と父で運びました。
当然興味深々で付いてくる「エリ」
ホントにもぅ~普通の散歩もちゃんとしろよっ!!!
そして、神社に到着し、放流~♪
すると・・・またもや「エリ」が・・・お池にドボォ~ン!!!
( ̄。 ̄)σ「エリ」人が持っている物をなんでも食べ物だと思うからそんな目に遭うんだよ・・・
