夜明けが近づく
空の色に

小さく揺れてしまう
「刹那」の心

澄んだ空気に
巡る季節を想い

初めての冬

あなたと過ごす
いくつもの
「密やかな願い」

言葉に・・・ならないまま

『もどかしくて』


BGM:<はだかの気持>「渡辺美里」<Lucky>より
 
 
優しい眼差しが

拗ねたように
照れたように
小さく笑う

指先が

ためらいがちに
そっと
触れる感触

あなたが
『愛しい』


BGM:<情熱>「槙原敬之」<Such a Lovely Place>より
 
 
記憶の糸を
少しずつ

途切れてしまわない様に
丁寧に
・・・大切に
手繰り寄せて

密やかに
「こころ」を綴る

『安らぎ』の瞬間


BGM:<終わらない日々>「AIKO」<夏服>より
 
 
出逢いはいつも
点で始まり

交差するだけの
放物線を描き出す

いつまでも
寄り添っていたいのに

許されない

「時」と言う名の
見えない刃が・・・

「永遠」を
『引き裂いて』ゆくから


BGM:<L'Amant>「平井堅」<gaining through losing>より
 
 
始まりの予感はいつでも胸を甘く焦がす。

失ってしまう時の痛みに想いを馳せる事もなく、
ただ突然に湧き上がる、愛しさ。


始業直後の慌ただしい時間帯がようやく過ぎた頃。

「おはよう。」

頭上から降り注いだ声に驚きながら振り返る。
人の気配には全く気を配っていなかった。
身体が覚えた作業を始めると、注意力が散漫になってしまう。

「おはよう。珍しいね、こんな時間に。」

期限付きの要件を忘れていなかったか、
慌ててカレンダーを確認する。

「たまには、ね。」

彼が抱えた書類の束を隣のデスクに積み上げる。
それは見慣れた風景だったけれど、
いつもと違う空気を確かに、感じた。
返事を期待しないまま、独り言の様に呟いてみる。

「話すだけで気が楽になるかもよ。」

ため息と共にしばらく続いた沈黙の後で告げられたのは、
予想もしていなかった哀しい恋の結末。



長い時間をかけて、次第に近付く二人の距離。
私は秘め続けていた同じ心の闇を、彼にだけ打ち明けた。

行き場のない想いを共有したその瞬間に、欠けた心が充ちてゆく。
柔らかな眼差しに、枯れていた心が潤い始める。

そして、静かに願う。

『これが最後の恋になりますように』


BGM:<First impression>「野猿 feat.CA」<First impression>より
 
 
何も聞かないで

それでも
ずっと側にいて

励ましてくれる

あなたの「言葉」に
繰り返し・・・
強く支えられて

不安定な足元が
ようやく落ち着く

『穏やかに』・・・


BGM:<Maria>「Gackt」<Rebirth>より
 
 
見つめて・・・

感じて・・・

微笑みあって・・・

交わす言葉が
たとえ少なくても

繋がる心は

『確かな存在』


BGM:<ボーイフレンド>「AIKO」<夏服>より
 
 
突然
抱き寄せられて

耳元に響く
あなたのささやき

「好きだよ」

心が震える
優しいKISSの『温度』


BGM:<あたらしい世界>「THE GOSPELLERS」<Love Notes>より
 
 
あなたと出逢った
一番最初の日も

こうして雨が降っていた

何も言わずに
そっと
背中に触れて

濡れないように
滑らないように

言葉じゃなく
あなたの「心」に
初めて触れた

ひとつめの『奇跡』


BGM:<雨踏むオーバーオール>「AIKO」「夏服」より
 
 
あなたのすべてを
求めてしまう心が

抑え切れなくて

切なくて・・・

気まぐれに
別の方向を見ていても

ふと
振り返ってしまう

あなたの気配を
・・・『求めて』


BGM:<いつかきっと>「渡辺美里」<BIG WAVE>より