綴り続ける
この想いが

届かなくても

いつでも
密やかに

あなただけを
『求め続けて』・・・


BGM:<消えゆく想い>「大江千里」<1234>より
 
 
拗ねたように
少し甘えて

引き寄せる腕に
限りない
優しさ

愛しくて

視線の先に
誰がいても

あなたしか
 『見えなくて』・・・


BGM:<おまえがいれば>「野猿」<STAFF ROLL>より
 
 
繰り返す
甘い囁きに

理性が奪われ
熱くなってゆく

「刹那」の愛

ふと甦る
  『幻の瞬間』


BGM:<雨音>「大江千里」<SENRI HAPPY>より
 
 
心を漂わせて
触れられない距離を
確かめてみる

手が届きそうでいて
決して・・・近くはない

それでも
きっと
「あなただけ」を
いつでも ・・・

「傍に」感じています

心の温度が
ゆっくり伝わる

『至福の瞬間』に
充たされながら・・・


BGM:<uncontrol>「Gackt」<Rebirth>より
 
 
一瞬
その姿を
掴んでも

スルリと
この手から
こぼれ落ちる

水の様に
しなやかな

変容する「カタチ」

留めておけない
「コイゴコロ」

「永遠」は何処にもなくて
ただひたすらに

あなたに
・・・『焦がれて』


BGM:<愛するということ>「大江千里」<乳房>より
 
 
眠りにつく
ほんのひとときに

理性が
この「こころ」から
静かに剥がれ落ちる

あなただけを
強く想って
眠れぬ夜

この闇に彷徨い
『溶けて』しまいたい・・・


BGM:<真夏の奇跡>「THE BOOM」<Singles+>より
 
 
気まぐれなのは
お互い様

責めるつもりは
勿論ないけれど

踵を返して
2度と
振り向かない様子

追えば逃げて

永遠に近づかない
この距離感

ゼロセンチまで
触れあえた

あの温度が
今も・・・

『忘れられずに』


BGM:<Secret Garden>「Gackt」<Rebirth>より
 
 
並んで歩いていたのは初夏の頃。
彼の部屋で過ごした午後はとても暑くて、
肌寒さを感じるほどにエアコンが効いていた。

「曖昧なさよなら」だけが、今も心に残っている。


「そろそろ引っ越しするから。」

予感していた別れだった。
次の言葉が続かない彼に、私から最後の優しさを込めて告げる。

「そう、元気でね。」

お互いが違う方向を目指していた事に気付いてはいたけれど、
修正する事も出来ないままに迎えてしまった冬のある日。
射し込む夕陽に照らされて部屋はオレンジ色に染まっている。
暖かいその色とは対照的に、室内は冷たく静かだった。

「毎日過ごしたこの場所で、話しておきたかったんだ。」

いずれ去ってしまうこの小さな空間に、
彼は全てを封印してしまいたかったのかもしれない。

部屋の荷物が消えてゆくのを見届ける事もないまま、彼を見送る最初で最後の日。
駅の階段で振り返ったその姿を心に焼き付ける。
そして二人で過ごした季節を丁寧に想い出しながら、
私は静かにその場を離れた。



夏を迎えてしばらく経ったある日、彼からのコールが響く。

「独りには慣れてるから。」聞き慣れた声が近況を伝えた。
その言葉と共に記憶の底から、
少し寂しげな彼の横顔が鮮やかに甦る。
何も言わずにただ、優しく抱きしめてあげたかった。

その後何度か着信履歴が残っていたけれど、
私からかけ直す事はしなかった。
新しい時間を重ねても以前の二人に戻れない事だけは、解っていた。
彼からのコールはもう響かない。
私の言葉もきっと届かないけれど、
遠い空の下で今も元気でいてくれるなら、

『それだけで嬉しい』


BGM:<まばたきの間の永遠>「槙原敬之」<君は僕の宝物>より
 
「逢いたい」

その言葉を
あなたは
優しく逃がして

「刹那の衝動」は
いつも
突然に消されてしまう

心の奥で
小さな灯を燃やし続ける

あなただけに
・・・『触れてほしくて』


BGM:<それだけでうれしい>「THE BOOM」<Singles+>より
 
 
いつの間にか
繰り返す
すれ違い

「切なさ」に
耐え切れず
目を逸らして

あなたの言葉と
優しい眼差しに
触れてしまうと

高鳴る鼓動と
乱れる心を
気付かれないよう

隠すのに
・・・精一杯で

平静を
 『装って』


BGM:<スーパーマンにはなれない>「大江千里」
     <六甲おろしふいた>より