【振り返り】

 

 

不正出血!

 

 

2022年5月頃のこと。

不正出血があり、ビックリして、当時住んでいた家の近くの産婦人科に行ったことがありました。

 

 

 

検査を経て「萎縮性膣炎」と診断されました。

 

これは加齢によるものだから治療不要とのこと。

 

 

多少の出血は珍しくないこと。心配しなくて大丈夫。

もし、出血がたびたび起こるようなら詳しい検査をしたほうがいいけれど。

・・・と。

 

 

そのときは、「子宮体・頚がんでなくてよかったなぁ~♪」

という安堵感がいっぱいで、わたしの身に起きていることにはまったく無関心でした。

 

 

 

 

振り返れば、これがGSMの最初の自覚症状だったんですね。

 

(萎縮性膣炎はGSMの中に含まれる1つの症状のようです)

 

 

 

わたしが行った産婦人科医師は、GSMという言葉を使わなかった・・・

知らなかったとは思わないけど、産科メイン(ほぼ100%妊婦さんばかり)の病院だったし、婦人科のことは(まして更年期以降のことは)関心が薄かったのかもしれません。

 

はい、選ぶ病院を間違えてましたね💦💦

 


 

 

 

 

GSM診断 ホルモン補充療法禁忌!

 

 

そして。

転居したその年の11月。

尿道付近がモゾモゾと不快感。

いままで感じたことがないもので、座っていられないような不快な症状が続きました。

 

 

近所の公立病院の婦人科で女性医師に内診してもらうと、

「膣や尿道が萎縮していますね。いま服用されている乳がんのホルモン治療薬の影響でしょう」

と、言われました。

 

 

 

「この不快感は萎縮が原因で起きているんだ」と言う・・・

 そして、「萎縮はホルモン治療薬が影響している」と。

 

 

 

 

年も年だし、萎縮は加齢が原因だとは思ってました。

けれども、女性医師がそう言うのなら、多少は薬の影響もあるんだろう・・・

 

 

 

当時は、ホルモン治療薬がフェムゾーンに影響を及ぼすなんて、全然知識がなくて。

関節痛や骨粗鬆症のことだけ心配すればいいと思い込んでいました・・・💦

 

 

 

「こんな陰部の不快感って初めてなんですけど、そういうのってわたしだけなんでしょうか?」

と思い切って女性医師に聞いてみると

「そんなことはありませんよ。1日におひとりくらいお見えになります」

とにこやかにお答えになりました。

 

 

「この症状はもしかしたらGSMって言うのでしょうか?」

「そうですね。そう言えると思います」

 

 

本来なら、ホルモン補充療法で治療できるのだけど、

わたしは乳がん治療中なのでそれはNG。

なので、残念ながら治療法がない、と・・・・

 

 

 

※ GSMGenitourinary Syndrome of Menopause)

  =閉経関連尿路性器症候群

または閉経関連泌尿性器症候群

または閉経後泌尿器生殖器症候群

 

日本語訳がいろいろあるため、わかりやすく「GSM」を使っているそう。

 

 

 

 

女性泌尿器科(ウロギネ科)へ

 

 

その後、不快な症状はいつの間にかなくなりました。

が、2023年12月頃からまた同じような症状が出てきました。

 

 

そのときは、もういろいろ調べていて、「GSM」と言うのが何なのかだんだんわかってきていました。

 

 

 

それで、年が明けての2024年、ウロギネ科(女性泌尿器科)のクリニックを立て続けに3ヶ所行ったのでした。

 

 

どこのクリニックも判で押したように

「GSMですね。レーザーをお勧めします」とだけ・・・

 

乳がん患者は、ほかに治療方法を選べないため、レーザー治療一択。

それ以外に勧められるのは「骨盤底筋トレーニング」。

 

 

「レーザーすることを乳腺の主治医と相談してください」というクリニックもありました。

 

 

 

 

まだ知識が追い付かなかったこともあり、各医師から理解納得できる答えは得られませんでした。

でも、乳腺外科の通院日に主治医と話して進む道を考えようと、この件は一旦保留にしました。

 

 

 

 

暖かい季節になると、血行がよくなるせいか、GSMの不快症状はほぼ気にならなくなってきました。

 

 

春になり、乳腺の通院日がきました。

主治医に相談してみると

「レーザー?」

主治医はGSMもレーザー治療もご存じない。

当然関心もないわけです。

 

相談しなきゃよかったかなぁと思ったのです💦

 

 

「わざわざレーザーなどしなくてもいいんじゃないかと思うんですがね。

レーザーするかしないか、こちらとしては言える立場にはありません」

 

 

なので、わたしが勝手に決めればいいということでした。

 

 

はいはい、わたしの主治医は関知しないんですよね。

いつもこういうスタンスです(^^ゞ

 

 

いちいち主治医に断りを入れたり相談しなくてよい、ということ・・・

なので、何か治療をしたときはたいてい主治医に事後報告です。

 

 

 

 

GSMは放置すると進行するもの。

閉経後の女性の半数以上はすでにGSMを発症しているそう。

閉経後1年ほどで急速に進み、閉経後3年もするとかなり進むとのことです。

 

 

わたしなど10年以上になりますからね・・・

それでも長い間、自覚症状はありませんでした。

というか、気づかなかったんでしょうね。

フェムゾーンにもっと関心を持っていたら気づいていたのかもしれません。

 

 

わたしのGSMは「ホルモン治療によるもの」と言うよりも、加齢によるものだと思います。

それが乳がん治療でGSMが加速した・・・と思っています。

 

 

もし、乳がんにならなかったら、いまだに気づいてなかったかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ホルモン治療とGSMの関係

 

 

女性泌尿器科通いをしていたとき、2番目のクリニックのB医師が言ってました。

 

B医師曰く、乳がんのホルモン治療とGSMの関係で、1つの法則があるのだそうです。

 

 

・ホルモン治療1年でフェムゾーンは約3年老化する。

・ホルモン治療3年で9~10才ほど老化が進む。

 

・ホルモン治療3年で自覚症状が出てくることが多く、その頃になると受診する人が増える、と。

 

 

ズバリ、わたしです!

そしてわたしのフェムゾーン年齢は75才だ、と指摘されたのです😢

 

 

 

かなり衝撃でした(´;ω;`)
(この話は以前も書いていますが)

 

 

最初に行ったクリニックの女性医師からも

「同年代の女性に比べて老化が進んでいる」って言われましたし💦

 

 

 

しかし、もっと衝撃的な記事を見つけてしまいました。

「ホルモン治療終わった50代の女性のフェムゾーン年齢80代」と!

 

 

 

これは・・・

個人差があるのでしょう。

こんなふうに一気に老化してしまうっていうのは驚きでした。

わたしも、このまま行ったら一気に80代に突入しそう。

 

 

GSMは慢性的に進行し、そのうち、尿もれや臓器脱など、いろいろなことが起きる可能性が大きい。

乾燥と萎縮が進めば、内性器、外性器のかたちもどんどんと変わっていきます。

 

 

わたしの服薬期間はあと1年半。

その間に症状が進んでいくのかなぁ。

 

 

 

書きたいこと、お伝えしたいことがいろいろあります。

でも、プライベートでセンシティブなことでもあるので、こんなオープンの場でこれ以上書くのもはばかられます。

 

 

 

今後はアメンバー限定記事にしたほうがいいかな。

 

 

 

長文になってしまいましたm(__)m

お読みくださってありがとうございました。

 


 



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