働く女性のためのライフ・ファシリテーター

Mami Grace(マミ グレイス)です。

ブログにお越しいただき、

ありがとうございます。

 

講師をされる方や

プレゼンテーションをされる方には、

プレゼンテーションはプレゼントですよ、

とお話ししています。

 

プレゼントをするときには、

 

あの方はこういう方だから・・・

どんなものなら喜んでいただけるかな・・・

これに興味をお持ちだと聞いたから・・・

 

差し上げたい方のことに

いろいろ想いを馳せるもの。

 

プレゼンテーションも同じなのです。

 

 

たとえば、

先日ご相談を受けた

「採用前研修」であれば、

 

〇聴き手はどんな方か

・初めての就職か、経験者か

・集まった方は知り合いか、初対面か

・人数は、特性は、習熟度は

 

〇何が知りたい(必要・伝えたい)のか

・コンテンツはニーズと合っているか

 

それに加えて、

〇研修の目的は

・主催者の目的は

・何を受け取ってほしいか

・終了後、どんな行動につなげたいか

 

 

とことん、

相手を知り、

相手の立場で考える

ことから始めます。

 

聴き手にとって

内容(質、量、構成、タイミング)は適当か

所要時間とのバランスはどうか

詰め込みすぎていないか

そもそもの目的に合致しているか

その後の行動に繫がる提案がされているか

 

聴き手の立場に立って、

構成していきます。

 

もし、

内容が決まっていたとしても、

「聴き手に合った伝え方」

を工夫することができます。

 

たとえば、

資料は何が適当か?

パワポか、テキストか、リアルタイムの板書か

伝わりやすいことばを使っているか?

 

「当たり前のこと」

にいのちを吹き込むのは、

こんなプロセスがあってこそ。

 

はじめに、

「プレゼンテーションは、

参加される方へのプレゼント」

と書きました。

 

でも、一方通行ではありません。

 

プレゼンターが先に

聴き手から、

貴重な時間をいただいているのです。

 

聴き手と話し手が創り上げる

プレゼント交換の場は一期一会。

大切に創り上げていきたいですね。