難関校を突破できたエピソード | 「米国アイビー・リーグMBA」が教える    勝つための「英語プレゼンxビジネス経営戦略」

「米国アイビー・リーグMBA」が教える    勝つための「英語プレゼンxビジネス経営戦略」

米国アイビー・リーグMBA式
「英語プレゼンxビジネス経営戦略」

こんばんは!

ビジネス英語経営コンサルタントの

西村まみです。

 

前回に引き続き、昔の思い出に

ついて話します。

 

私が卒業したビジネススクール

はニューヨーク州の北部、

にあるコーネル大学という

学校です。

 

アメリカの大学になじみのある

人であればわかると思います

が、アイビーリーグという

アメリカの名門私立大学8校

のうちの一つです。

 

もともとビジネススクールに

進学するためには

GMAT(Graduate Management

Admmission Test)という

論理力、読解力などの経営に

適正があるかを測る

テストを受ける必要があります。

 

 

このGMATはネイティブ・

スピーカーも全員受けなければ

いけないテストです。

 

私はGMATの勉強に予備校

に通ってはいたものの、

大してスコアは良くありま

せんでした。

 

 

とてもトップスクールを狙える

スコアではなかったです。

 

 

9月入学のためには前年の

10月のGMATが間に合う

最後のテストでした。

 

このGMATのテストは日本

でも受ける事ができます。

 

 

私は自分が入学を目指す

前年の10月のGMATの

スコアを学校に提出する

つもりでした。

 

ところが、10月のテスト

の土曜日に受験票を

持って、世田谷の二子玉川

の会場に行ったのですが、

 

なんとその会場はキャンセル

になっていたというアクシデント

に見舞われたのです。

 

私の他に5、6人、キャンセル

されたという事を知らされずに

試験会場に来ていた人がいました。

 

最後のGMATのテストを受ける

チャンスだったのに会場が

キャンセルされていたなんて!

と大ショックでした。

 

私は翌年の9月入学にどうして

も入りたかったので、

ある行動を起こしました。

 

GMATの主催団体に

直接国際電話をしたのです。

(アメリカ東部は、

東京の土曜日朝に

金曜日の夕方)

 

主催団体の落ち度で

GMATを受ける事が

できないから、

 

日本から

一番近いアメリカのハワイ

でGMATを受ける事が

できるように交渉しました。

 

そして、航空会社に電話

をして飛行機のチケット

を予約し、いったん家

にパスポートを取りに帰り、

 

成田空港でホノルル行きの

チケットを36万円出して

買い、

 

着替えも持たず、辞書と

お財布だけを持ち飛行機

に乗りました。

 

ホノルル空港についてから

会場のハワイ大学の校舎

まではタクシーを使い、

 

試験会場では、GMATの

予備校で知り合ったハワイ

出身の日系アメリカ人女性

の知り合いがハワイに帰国

していたためにばったり会い、

驚かれ、

 

もし事前にわかっていたら

うちに泊まって行って

もらえたのにと言われ、

 

テストが終わると、月曜日から

仕事だった事もあり、この女性

に空港まで送ってもらい、

東京にトンボ帰りしました。

 

ハワイ滞在時間わずか5時間

くらいだったと思います。

 

あとにも先にも5時間のために

36万円を払った旅行はこれだ

けです。

 

GMATのスコアは20点

くらいはあがり、何とか出願まで

こぎつけました。それでもレベル

の高い学校に合格するには

足りないスコアでした。

 

ビジネススクールに留学するには

GMAT, TOEFL、エッセイと呼ばれる

小論文が必要で、学校によっては

面接も受け付けていました。

 

私はTOEFLのスコアとエッセイは

それなりに自信があったのですが、

GMATのスコアはとてもトップスクール

に合格できるレベルではなかった

のです。

 

そこで私が取った戦略は

面接で直接自分をアピール

するしかないと

学校に直接連絡をしました。

 

大学卒業後、アメリカの

証券会社で働いていたので

こういう積極性が評価される

とわかっており、

 

GMATのスコアの低さを

カバーするために

面接で自分を売り込もう

と思ったのです。

 

コーネルは面接を許可して

くれた二校のうちの一校

でした。

 

わざわざ、東京からニューヨーク

州の田舎の大学しかない町に

小さなプロペラ機に乗り継いで

行ったので、

 

歓迎してくれ、

当時の学長が面接をしてくれました。

 

英語はもともとできたので、

面接で自分を売り込む事は

すんなりと行ったのですが、

 

学長が一番驚き、評価して

くれたのがGMATのアクシデント

のエピソードでした。

 

普通あきらめるところを

機転を利かせて、国際電話

ですぐに交渉し、

 

時差を考えて

ハワイなら間に合うと

判断し、すぐにハワイに

飛んでテストを受けた

事が

 

”素晴らしい危機管理能力

行動力だ。”と絶賛され、

そんな学生に会った事が

ないと合格できたのです。

 

おそらくこのエピソードがなかったら

私は合格していません。

 

災い転じて福となすとはこの事

なのかなと、アメリカの学校の

懐の深さを知った思いでした。

 

 

 

 

 

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