皆様こんにちは。
師走をむかえております。
早や師走、もう師走、ですが、
この師走、何か、今までとは違う、新しい息吹きのようなものを感じます。
先日足を運んだ、リヒテンシュタイン侯爵家のコレクション展覧会。
リヒテンシュタイン公国は、小国ながらも、侯爵家が収集した美術コレクションは、
英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションと云われております。
今回の貴重な展覧会は、
宮殿のバロック様式の室内装飾と調和するように、
絵画、彫刻、工芸品、家具、タペストリーが並べられ、
空間全体が、ひとつの芸術作品として提示されているという、
独自の展示方法も見どころのようです。
さながらバロックサロンです。
荘厳、華麗な中に、愛らしい一枚をみつけました。
この一枚。 1836年の作品。
『マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像』。
すやすやと、小さな寝息が聞こえてくるようです。
輝く巻き毛と、リンゴのほっぺ、お人形をしっかりと抱いて、
どんな夢を見ているのでしょうか。
おやすみなさい。
おもわず、靴音をしのばせてしまいました。
それでは、ごきげんよう。(^-^)/ ありがとうございます。