ありがとう、は、好きな言葉のひとつ。
母がいつも、大切にしなさい、と云っていた言葉です。
いま、それを、かみしめています。
たくさんの皆様から、電話やメールで、あたたかいお気持ちをいただきました。
本当にありがとうございます。
祈りが通じたのか、姉や姉の家族とも、全員と電話で話すことが出来ました。
逞しい姉は、もうすでにリーダーシップを発揮して、炊き出しなどに精を出しているようで、
励ますつもりが、逆に、勇気をもらってしまいました。
そして、不思議なのですが、
あれほどの災害に遭いながら、
小高い丘の上にある、もうひとつのお家は奇跡的に無傷で、
いま姉たちはそこで暮らしています。
陽の光が降りそそぐ、奇跡の丘に感謝です。
そして、いてもたってもいられない、我が思いを受け止め、
被災地の方々のために何かをしたいと思っていた、
お役にたててとてもうれしいと、こころよく協力をしてくださり、
速やかに動いてくれた友人諸氏に、深く感謝いたします。
第一弾の救援物資(衣類、下着、タオル、靴下、スニーカー等)を、
ダンボール4箱分ほど、さっそく現地へ送りました。
本当にたすけてくれる人たちは、
見返りも何も求めずに、ただただ手をさしのべてくれる、こころある人たちです。
皆様、ありがとうございます。
この大震災は、原発の異常事態もあり、まさに未曾有の国難です。
復興には、膨大な時間を要することでしょう。
物資の供給と共に、精神面、肉体面でのケア等、長期的視点に立った取り組みが大切です。
いろいろな分野の専門家や、まだまだたくさんの人たちの力が、長きにわたり必要となります。
私の力はとても小さいけれど、
皆様のご協力をいただきながら、
これからも、ふるさとに思いを寄せ、
私に出来ることは、すべてやるつもりです。
何百年に一度とも、千年に一度とも云われる、
大地震、大津波に遭い、すべてを失い、
先の見えない、計り知れない困難な状況にありながらも、なお、
相手に対する思いやりや、感謝の気持ちをわすれない、ふるさとの人たちに、
私は、本当の、マナーのこころをみるような思いがいたします。
ありがとうございます。