ヒロイン4人が無忌の周りに大集合して、
かなり豪華でした(笑)
でも物語の展開としては、
義父と再会した無忌。
小昭の生い立ち、別れ。
突然亡くなってしまう阿離。
この展開にはびっくりしました。
この「倚天屠龍記」は金庸作品ですが、
私がみた金庸作品とはなんだかイメージが違っています。
でも物語のスピード感は止まることなく・・・。
そんな中で無忌の想いだけはつかめず・・・。
みんなに優しいんですよね。あれは誰でも勘違いするわ・・・
という感じ。でも嫌味じゃないところがまた難しい。。
小昭との別れのシーンは前にも印象的だった、
服を着替えさせるシーンとの雰囲気が違っていて、
切なくてよかったです。
でもその後は結構あっさり別れてしまって・・・。
また再会すると思うけど。
金花婆婆については、いちおう無忌とは違う世代のお話なので、
特につっこむのは止めておきます。
そして阿離。この人はすごく可哀想な人生でした。
せめて”無忌”に会わせてあげてほしかった。
というか幼いころからの弟子なのに、
娘と再会したらちゃんと治療もせずにほっていく金花婆婆って・・・
ひどくないですか・・・!?
そして趙敏の仕業だと確信する素振りをみせておきながら、
やっぱりそうは思いたくない、思っていない?無忌。
でも実際趙敏の仕業ではないわけで・・・
じゃあ、誰がやったの?っていうのはまだわかりませんが、
ペルシャ側の人たちか、あの僧か、義父、芝若、弔封ぐらい。
でもあの僧があの場所にいるにはちょっと無理があるし。
あと芝若はなんだか好きになれないかも・・・。
まぁ展開を予測しながらみるのは好きじゃないからほっとこう。
あと無忌は今回、涙のシーンが多かったです。
いろんなことを経験して、ただのヒーローではいられない、
たくさんのものを背負ってきている感じの無忌なのですが、
そういう雰囲気をあんまり感じないんですよね。
だからこそ無忌が「君さえいればいい」的なことを言うのは誰に対してか。
っていうのはすごく気になりますね。
楊過とかの場合だと、他の寄ってくる女性たちへは、
ある程度きっぱりした態度をとっていた印象なのですが、
無忌はそうではないので・・・どうなんだろう。
なんだかまだまだスピード感のある作品ですが、
もう40話中の28話。
あっという間に終わってしまいそうで寂しいなぁ。