今、私はすごく本を読むことに・・・
夢中になっています。
自分が読みたい!と思って楽しい気分で読むと・・・
本の内容がスラスラと頭の中に入ってきて・・・
たくさんのことを感じます。
そんな中で出会った1冊の本・・・
「天使の卵」です。
この本は去年の秋に映画化されています。
映画は観にいけなかったのですが、
本の方を見てみると・・・
見出しからすごく素敵な本だと感じたので、
すぐに手にとって買ってしまいました。
そんな一冊・・・
本当に良かったです。
普通の恋愛小説のようなのに・・・
とびっきり甘い恋でもないのに・・・
主人公の気持ちが真っ直ぐ伝わってきて、
純粋でピュアな気持ちもたくさん感じました。
でもそんな中で、
出てくる1人1人の人たちは何かを抱えています。
そして運命の出会いが・・・。
すごく悲しくて・・・
どうして?
と思うことがたくさんありましたが、
その中には、
ほんの少しの幸福と・・・
幸せな時間がたくさん詰まっていました。
そして別れが訪れること・・・
あまりにも早すぎたのではないかと思いました。
残された方は一体どんなふうに生きていけばいいのだろう?
そして愛のしるしを残されて、旅立っていった方は・・・?
その瞬間一体どんなことを感じていたのだろう・・・?
時間が過ぎ去った後には後悔することが、
たくさんたくさん溢れてくる・・・。
でもどんなに強く想ってもいなくなった人は帰ってこない。
だからこそ今をしかり生きたいと感じました・・・
そして・・・そんな、どうにもできない想いと・・・
将来の自分を抱えて・・・。
それでも生きていくこと。
生きることの大切さも感じたような気がしました。
そして悲しい恋だったけれど・・・
あんなふうに出会ってみたいなぁと思いました・・・
あんなふうに想ってもらいたいなぁと思いました・・・。
切ないけれど、とびっきりの愛を感じます。
素敵な素敵な1冊です。
歳の差の恋を読むのはあまり好きではない私も・・・
スラスラ読めました。
主人公は芸大を目指す19歳の浪人の男の子。
そして28歳の精神科医で可愛くて美しくて、どこか壁を作った女性。
そんな2人の恋のお話。
読み終わった後には、
この主人公はこの後どう歩いていくんだろう・・・
そんなことを思いました。
続編みたいなものも発売されているので買います
それでは今日の詩を書きます。
「君へ」
ゆっくりと
優しく流れる時間の中に
君は一体何を感じていたのかな・・・
早々と過ぎ去る幸福を思い描いていたのかな・・・
太陽が輝く空を見上げて
ゆっくり優しく君を想う・・。
- 天使の卵―エンジェルス・エッグ/村山 由佳
- ¥410
- Amazon.co.jp
こんな表紙です。
そして中身は同じなのですが、
映画化されてから出版された表紙の違うバージョンもあります。
こちらの方は、
映画に出演されていた市原隼人さんと小西真奈美さんの写真です。
どちらが好みですか・・・?