さて、カモたちの金をカモたちで奪い合うバカラ大会が始まる。
今回の大会は、参加費30のスタンダードな大会ですが、賞金内容にリニューアルが入りました。
これまで、全体優勝が1500、テーブル1位現金50、テーブル2位現金30、テーブル3位クーポン30だったのが、全体優勝を少し減らし1500⇒1000、テーブル1位が50から100に引き上げられる。
そしてテーブル2位は据置、テーブル3位がクーポン30⇒次回バカラ大会参加権というものに変更。
テーブル1位が100に引き上げられたのは非常に良い。
全体優勝は、参加者36人の中を勝ち抜かなければならず、1/36とは言えハードルが高い。
それに比べ、テーブル1位は、各テーブル6人中1人なので1/6とかなり狙える確率になる。
しかし、1/6の確率で、参加金30が賞金100になるという事は、利益が70になるが、確率をパーセントで表すと16%しかない。
それならバカラのキャッシュゲームで、30から倍プッシュ2連勝するほうが25%と確率が高い。
それも、大会では計7ハンドあり、その7ハンドの中でチップリーダー(チップが一番多い人)にならないといけないとなると、ある程度勝ち越す勝率が必要。そのあたりを計算に入れると16%よりぐんと下がるんではないでしょうか。知らんけど。
ちなみに、ウォーカーヒルでは、参加金50で全体優勝が無い代わりに各テーブル1位の賞金は1000っていう大会もある。
これなら、16%の確率で1000手に入るわけなので、断然こっちの大会のほうが期待値は高い。
さらにもっと言うと、ウォーカーヒルでは上記とは異なる大会で、予選・決勝戦と分かれている大会もある。
予選で36人の中を勝ち抜いた1位と2位が、決勝戦で優勝者を決めるというものだが、せっかく予選で1位で勝ち抜けたとしても決勝戦で逆転負けすることもあるので個人的には微妙に感じている。
期待値的にも計算はしていないが低い印象がある。
ただ、配当が2倍しかないバカラを興ずる限り勝ち越すためには大玉を張らないといけないと同じように、バカラ大会も「参加しないと賞金を獲得できる権利」すらないので、いくら確率や期待値計算をしたところで無意味ですが。。
とは言っても無駄打ちしても参加費分損するのである程度の「戦略」と「運」が必要かなと思う。
パラダイスシティのバカラ大会に話を戻す。
今回リニューアルになった賞金内容でテーブル3位の「次回バカラ大会参加権」というものがあるが、これがクセもの。
ここで皆さんに質問です。
「次回バカラ大会参加権」と聞いてどういった内容のものかと想像しますか?
・・・(シンキングタイム)・・・
・・・(シンキングタイム)・・・
・・・(シンキングタイム)・・・
恐らく、文字通り”次回のバカラ大会に参加できる権利”でないでしょうか。
もっと言えば、「今回の参加金が次回にスライドされ、次回、無料で参加できる」とか「次回の大会への優先参加権」とかが一番連想しやすいのではと思います。
しかし、そうはさせないのが悪の巣窟パラダイスシティ。
一癖も二癖もあります。
次回の大会に今回の参加金がスライドする?⇒ NO
次回の大会に無料で参加できる?⇒ NO
次回の大会に優先的に参加できる?⇒ NO
NO尽くし
正解は、、
「次回、大会参加時にラッキーチップ30を進呈」です。
参加者が多い場合はキャンセル待ちなどして通常通りエントリーして、晴れて参加できるとなれば現金で参加金を支払った上で参加という、至って普通の参加方法。
そうすると、参加金の補填としてラッキーチップ30を支給しますっていうもの。
だったら、参加権と言わずラッキーチップって言えばいいじゃないか。詐欺じゃないか。
さらに、もう一癖ある。
そのラッキーチップは入賞したときに貰えず、次回の大会を参加したときに貰えるそう。
...ほんと色々なところにワナを張り巡らせるね。。
そんなクレームが多かったんでしょうか。
9月開催のバカラ大会では表記が変わってました。
テーブル3位:300万大会参加権 または LC300万ウォン
「または」ってことは選べるようになったの?
って思いますよね。
これについて確認すると、依然変わらず次回参加時にラッキーチップの支給のみだそう。
じゃあ「または」ってなんだよ。
ほんと意味わからん...
と思うがまま書いていたら長くなりましたので、大会参加編は次回に。
つづきます。
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