今日は昔私がお世話になっていた人と電話した📞

 

私がよく使っていた小さな楽器屋さん。

私はそこで習い事をしてたの。

 

楽器のメンテナンスとか

細々した備品とか

色々お世話になった大好きな楽器屋さん🎷

 

弟の結婚式の打ち合わせの際に

弟がその楽器屋さんの社長さんにばったり会っちゃって

私のことをとても心配してたから

電話をして私の状態について少し話したの。

 

その楽器屋さんの近くに行く時はよく足を運んでいた。

社長さんの奥さんは

私がコーヒーが飲めないことを覚えていてくれていて

いつも煎茶を入れてくれて出してくれたのを

今でも覚えてる🍵

 

出してくれるお茶のカップまで音符柄で

奥さんはいつも明るくて笑顔が素敵な人だった。

 

私がもっと元気だった頃は

お菓子をちょこっとくれたりして

今時珍しいとても昭和な匂いのする

やさしい楽器屋さんだった。

 

私がどうしても手に入れたいって言ったら

日本で数個しか販売されないレア楽器を

東京まで仕入れに行ってくれた。

そんな情熱的な楽器屋さん🎷

その楽器は今も実家の私の部屋に置いてある…

 

本当に懐かしい🌷

 

楽器屋さんには

その楽器と一緒に写った私の写真や

私が手作りしたお人形が今も飾られている🧸🌸

 

 

希少難病が悪化してから

楽器屋さんに行くことができなくなって

病気の話をするためだけに電話するのもなんかと思って

なんだかしばらく疎遠になってしまっていた。

 

社長さんは私の今の状態について聞いて

「なんで音楽があんなに好きなうさぎちゃんが

こんな不気味な病気にならないといけないんだろう…」

言葉を失っていた。

 

やさしい社長さんは電話越しに涙ぐんでいた。

 

「でも、うさぎちゃんが生きててよかった。

妻とうさぎちゃんは今どうしているんだろうと

話していたんだ。

病気になったってお兄さんから聞いてはいたけど、

そのあとどうなったのか分からなかったから。

声を聞けて本当によかった」

 

なんで自分が…と私も何回も考えた。

でも答えのないことは考えるのをもうやめたんだ。

考えたって暗い気持ちしか浮かばないから。

 

「僕はうさぎちゃんのために何もできない。

本当に悔しいし、不甲斐ない…」

 

社長さんはそう言いながら

 

「少しでもうさぎちゃんの気分が良くなるように

僕が毎月書いている手書きの音楽たよりを

うさぎちゃんに送ることはできるかい?

僕の街では今こんなことが起こっているよ〜って

読んだら少しわかるし、楽しいかもしれない。

僕はなにかうさぎちゃんにしてあげたいんだ」

 

私の笑顔の時間が少しでも増えるように

社長さんは毎月実家に

手書きの音楽便りを送ってくれるというのを

提案してくれた✉️

 

変わらず優しい社長さん🥲🌸

 

 

予想外に私の人生はこんなことになっちゃったけど

それでも今までやってきたことは無意味じゃない🍀

 

時間をかけて築いてきた絆は

どんなことがあってもずっと続いてくんだなって

感じることのできた1日だった🌷

 

頑張って電話してよかった🥲📞🌸🌼

 

 

 

 

 

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