エヴァの家はいわゆる『がん家系』。

エヴァ自身も

「いつかは僕もガンになる🐻‍❄️」って言ってる。

 

そして私には希少難病があって

死と隣り合わせの生活が続いてる。

 

正直いつまで生きられるのかわからない。

そういう人生を受け入れるって

案外辛いもの。

 

そういう状態だったから、

自分の死後のことを考えて

20代から終活せざるをえない状況だった。

 

 

私は中学生で大切な友達を

病気で突然亡くした。

入院したきり友達は帰って来なかった。

 

もうその優しい笑顔を

私が見ることはなかった。

 

そして今度は自分が

死の縁を彷徨うことになって

もう何度も走馬灯を見てる。

 

そしてその度に

その友達が暗闇で私に言うの。

 

「うさぎちゃん、生きて」って。

 

 

私は

“残される側”も

“残していく側”も

両方の気持ちがわかる。

 

死はいつも

どちらの側の人にも

苦しみや悲しみ与えていなくなるもの。

 

 

私はそういう生活がずっと続いてるから

もちろんエヴァとも

自分たちの死後のことについて話すことが

友達時代からよくあった。

 

そんな時にエヴァがこんなことを言ったの。

 

「人はいつか死ぬ。

それは平等だ。

そしてそれがいつかはわからない。

もしかしたらうさぎよりも僕が先に

死ぬかもしれないでしょ?🐻‍❄️」

 

確かにエヴァの言う通り…。

 

エヴァはいつも私に

新しい気づきを与えてくれる。


「体は“入れ物”に過ぎない。

死はその“入れ物”の時間が尽きたって意味で

僕の存在自体が消えるわけじゃない。

だから僕はお墓になんてずっといないよ🐻‍❄️

あそこは“入れ物”を置いておくだけの場所だから🪦

だから僕は散骨でもいいって思ってるんだ。」

 

エヴァの国はキリスト教の国。

 

キリスト教は

死後に復活する(生き返る)ことができると

考えている宗教だから土葬が基本で

日本のように遺骨を灰にすることは御法度。

でもエヴァは

普通のクリスチャンじゃないから、

自分の骨を灰にしてもいいって言ってた。

 

「僕は死んだら天国へは行かないよ。

僕は真っ先にうさぎに会いに行くんだ。

うさぎの部屋へ行って

うさぎが過ごしているのを

いつもそばで見てるんだ🐻‍❄️

 

僕の姿が見えないなら

うさぎのことを驚かせたり

意地悪もできるね🤭

でもやめておくよ、

うさぎはホラーが嫌いだからね🤭

 

それで月が綺麗な夜に

うさぎを迎えに行くんだ

『ねぇ、一緒に星空を探検しに行こう』って。

それで一緒に夜空へ出かけよう🪽🌟

 

死んだら僕は仕事とかをしに

どこかに行く必要もないし、

誰かと嫌々話す必要もない。

 

好きな人とだけいられて、

好きなことだけをして過ごせるんだ。

 

だから僕は、

僕の周りの人間を全部捨てて、

うさぎのところに行ってあげる。

うさぎが寂しくないように🐻‍❄️🌟

 

つまり、僕が死んだ時は

うさぎが僕を完全に

永遠に独り占めできるってことだ。

そう思えばそれほど悪くないでしょ?🤭

 

だからもし僕が先に寿命が尽きて死んでも
悲しまないで欲しいんだ🐻‍❄️

そして僕のことを心配しないで。

僕が先に死んだから

うさぎの寿命が終わるその日まで

ずっとうさぎのそばにいるから🐻‍❄️🌟」

 

 

この言葉を聞いた日、

眠るまでずっと心が震えてた。

 

何度も何度も

エヴァからの手紙を読み返した✉️

 

普通クリスチャンはみんな

「自分は死後、天国へ行く」と答える。

それが何よりの栄光だと思っているから。

でもエヴァはその栄光を捨ててでも

私のそばに来てくれるって言ってくれた…

それが本当に嬉しかった🥲

 

…今も書いていて涙が出てきちゃう🥲💦

 

エヴァは優しい…

どこまでも優しい…

時々、私の心が苦しいくらい…

 

自分の全てを人に捧げてしまう

本当に心の底から優しい人🐻‍❄️🌷

 

今でもあの日に

思い切って文通相手を募集してよかったって思う。

そして

その文通相手の申請の中にいたエヴァの手紙に

返信を書いてよかったって思う✉️

 

縁って本当に不思議だね。

どこに繋がっているのかわからないから🎀

 

 

これはエヴァの国のお彼岸の写真📸

たくさんのキャンドルが並べられてとても綺麗なの🕯️

まるで夜空に浮かぶ星みたい🌟

 

 

ここで料理を持ってきてみんなで食べたり、

お祈りをしたりして過ごすの🍽️🪦

 

私も死んだら

誰かの心を温められるこんな光になりたい🕯️✨

 

 

 

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