大きなカエルが出てきましたね。
もしかしたら苦手な方もいたかなぁ、読めない人もいたかなぁなんて想像しています。
トノサマガエルのような大きなカエルならなおさらかも?!
代表ちほっちも、実はトノサマガエルがカエルのなかで一番苦手です。
大きくて躍動感があって、「生きてる!!!!!」感が強いから。
捕まえたら手のひらのなかでどれくらい強く動くのか想像がつかなくて手が伸びない。。
勇気を出して捕まえようとしたことは何回もありますが、心のどこかに苦手感があるからガシッと力強く手を出せずに寸でのところで逃がしてしまいます。
捕まえられなくて悔しく思うんじゃなくて、本音ではホッとしている自分がいる
でも、私は触れないけど、まめとっこのお母さんやスタッフにも触れない生き物がいる人もいるけど、子どもたちが触ることに対しては否定的な反応をしません。
子どもたちが持ってきて、「わ!」と驚くことはあっても、「気持ち悪い」「汚い」「持っちゃダメ!」とは言いません。
「そうしようね」と申し合わせているわけではないけど、そういう文化がいつの間にか根づいてるのかな。
カエルを触るかどうか、その経験をするかどうかはその人次第。
カエルを触っているのは「私」じゃなくて、「その人」。「私」ではなくて「その人」の選択であり経験なんですよね。
シンプルに言い換えると好みの問題。
親子とはいえ、保育者とはいえ、人の好みについて口出しするのはマナー違反なんだと思います。
だからって、子どもが持ってきた苦手なものを我慢して触ったり愛でたりしているかというとそれは別。
子どもの感覚や好みを否定しない(尊重する)のと同じように、自分の感覚や好みも否定しなくていいんですよね。
大人だから、母親だから、父親だから、保育者だからって子どものために自分の感覚を押し殺す必要はないということ。我慢しなくていい。ないものにしなくていい。
ではどうするかというと、相手の選択をまずは認めたうえで自分の好みをそのまま伝えたらOK!
「おお、トノサマガエルがおったんじゃね」
「捕まえたんじゃね」
それだけ言って、見たくなければ、そこから目をそらすかその場を立ち去っていい。
(立ち去る=遠くに、じゃなくていいんですよ。安全のために子どもの近くにいる必要があれば、目をそらせる方向に一歩離れるくらいでいい。子どもを観察するために心は向けておくのですぞ)
もしも子どもがもっと見てみてとカエルを近づけてきて、それがこわかったり嫌だったりしたら、
「ちほっちトノサマカエル苦手なんよ。ごめんけどちょっと離してもらっていいかね」
このように自分の感覚や好みを伝えて、どうしてほしいかお願いする。
感情を込めずにふつうに伝えるのがオススメかな。大きく反応すると、おもしろがってほれほれ、ほれほれー!ともっと近づけてくる子がいるかもしれません
このように、自分を主語にして「私はこう感じる・こう思う」と伝える言い方をI(アイ)メッセージといいます。
自分と相手の好みや選択や意見が違うとき、Iメッセージを使うと相手への否定や批判のメッセージを伴わないので、相手を尊重しつつ自分の考えや意見を伝えることができます。
だからケンカにならないんですよね。
「えー、カエルが好きなんて信じれん!」
「カエルを触るなんてサイテー!」
「もう、ばかじゃないん、こっちに持ってこんといてや気持ち悪い」
こういうのはYouメッセージ。
相手が主語になっていますね。
「(あなたが)カエルが好きなんて…」
「(あなたが)サイテー」
「(あなたが)ばかじゃないん、気持ち悪い」
Youメッセージを使うのは超簡単。
言い慣れてますよね〜、きっと子どもの頃から。言われ慣れてる人も多いかもしれないな。
ではYouメッセージは、相手にどのように届くか。
「カエル」のところに、自分の好きなものを入れて読みかえてみたら、Youメッセージを言われた人の気持ちになれるかも
(文・写真:代表ちほっち)
••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••
ㅤ
幸せに生きる土台の力を育む
森のようちえん まめとっこ
ㅤ
••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••
ㅤ
⚑ようちえんそらまめ
ㅤ𖡼年少〜年長児
ㅤ𖡼月〜木曜日9:30〜14:30、延長〜16:00
ㅤ𖡼認可外保育施設、無償化対象
𖡼2024年度年中・年長児募集
ㅤ
⚑親子組さやまめ
𖡼おおむね1歳〜3歳の親子
𖡼水曜日10:30〜13:15
𖡼会員制おさんぽグループ
⚑イベント
5/5㈰ こどもの日イベント@瀬野川乗馬クラブ
6/8㈯・9㈰ 森のようちえん指導者養成講座
ㅤㅤ
お申し込み・お問い合わせは公式LINEにて
ㅤ
••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••