須賀川農業普及所¨新庁舎¨開所式
県中農林事務所須賀川農業普及所の新庁舎開所式は二十七日午前、 芦田塚地内の同庁舎で行われた。
市内花岡 (旧産業会館) から芦田塚地内に庁舎を新築し移転したもので式には関係者約三十人が参加した。
沖野浩之県農林水産部部長が 「新しい同所は六十人規模の研修会が開催可能な会議室や土壌診断、 放射性物質検査試料調整室、 放射性物質モニタリング室など機能的な設備がある。 今後も地域農業の発展に協力を」 とあいさつ。
木賊正男鏡石町長、 水野透県議が祝辞を述べ、 須賀川農業普及所の橋本伝示所長が施設概要を説明。
沖野部長、 廣田雅幸県中農林事務所長、 木賊町長、 水野透県議、 丸山重一夢みなみ代表理事組合長らのテープカットで開所を祝った。
新庁舎は木造平屋で建築面積六百七十六・五四平方㍍。 総事業費は四億九百四十二万二千円。
省エネルギー等に配慮し、 県の公共構築物としては木造建築で初めてNearlyZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル) を取得している。
(開所式)
須賀川・岩瀬地方交通安全大会 交通事故根絶に邁進
第四十一回須賀川・岩瀬地方交通安全大会は二十一日、 市内池上町・グランシア須賀川で開かれた。
須賀川地区交通安全協会、 同地区安全運転管理者協会、 安全運転管理須賀川事業主会、 須賀川署主催で家庭・学校・職場・地域における交通安全の輪を広げ、 悲惨な交通事故の撲滅と安全で安心な住みよい社会の実現を図ろうと毎年実施しているもので、 交通安全機関・団体から約百人が参加。
交通犠牲者への黙とうの後、 大木正弘会長須賀川地区交通安全協会長が 「大会を契機に交通安全に携わっている人たちが決意を新たにし、 『事故を起こさない・事故に遭わない』 を呼びかけ交通安全の輪を広げていきたい」 と式辞を述べた。
星純也署長のあいさつの後、 東北管区警察局長・東北交通安全協会長連名表彰を受賞した有馬弘さんなどの各種表彰のあと、 「飲酒運転の追放」、 「交通ルール厳守」、 「シートベルトとチャイルドシート着用」、 「夜光反射材着用促進」 など大会宣言を採択し閉会した。
(表彰授与)
次期改選期に向け 市議会で議員定数(24)検討会議
須賀川市議会は十八日、 議員定数二十四の在り方について、 各会派の代表者による合同会議を開いた。
人口減少や近年のなり手不足問題などを踏まえ、 定数の見直し等を検討するもので、 第一回の会議では、 座長、 副座長の選出、 市の人口動態などの状況を把握した。
今後は来年中の特別委員会の設置を目指し、 定例会期中以外で月一回程度会議を開く予定。 次回は十二月二十二日を予定。
市議会の議員定数は平成十七年の岩瀬村、 長沼町との合併で特例の四十八人となり、 同十九年から二十八人、 同二十七年から現在の二十四人となっている。 市議選の立候補者数は令和元年無投票、 五年は二十五人だった。

