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熊対策3市町村で協力活動 クマ出没時の相互応援協定調印

クマ出没時の相互応援協定調印式

須賀川市、 鏡石町、 天栄村は十六日、 市民交流センターtetteで 「ツキノワグマ出没時における相互応援協定調印式」 を行った。 
近年、 ツキノワグマの出没が増加しており、 迅速な被害防止対策が求められている。 ツキノワグマの捕獲にあたっては、 各市町村から鳥獣被害対策実施隊員に依頼しているが隊員の高齢化や担い手不足が課題となっていることから、 三市町村が協力体制を構築し、 クマが出没した際、 出没した市町村の要請で捕獲従事者を確保し、 住民の安全確保や被害防止対策を円滑に遂行するもので、 大寺正晃市長、 木賊正男町長、 添田勝幸村長が調印を交わした。 
大寺市長は 「県内のツキノワグマ目撃は現時点で既に昨年度の七百九件を大きく上回っており、 これまでに例がないほどの非常事態。 管内でも、 これまで確認されていなかった地域での目撃情報が報告されるなど、 より一層の被害対策が求められている。 三市町村が一体になり機動的かつ迅速に捕獲するための極めて重要な枠組み。 三市町村、 関係機関、 団体と密接な連携を図り地域の安全と安心に努めたい」 とあいさつ。 
続いて市鳥獣被害対策実施隊の小針一夫隊長が 「実施隊は七十歳以上の高齢化や仕事を持っている人が多く要請時の出動に間に合わないのが現状。 市町村と連携を図り人的被害がないよう取り組んでいきたい」 と述べた。 
鏡石町鳥獣被害対策実施隊の嶋貫信幸隊長、 天栄村同の揚妻昭佳隊長が出席した。 
ツキノワグマ出没状況は令和五年度、 須賀川市で十一件、 鏡石町ゼロ件、 天栄村十四件。 同六年度は須賀川市十六件、 鏡石町六件、 天栄村十五件。 同七年度 (十一月一日現在) は須賀川市十九件、 鏡石町二件、 天栄村十七件。 
市町村の実施隊員数 (十一月一日現在) は須賀川市七十九人、 鏡石町五人、 天栄村十六人。 
 (ツキノワグマ出没時の相互応援協定調印式) 
 

須賀川署「なりすまし詐欺を未然に防止東邦銀行須賀川東支店に感謝状」マイスターにも認定

詐欺防止で東邦銀行職員が感謝状

須賀川署は十日、 同署で東邦銀行須賀川東支店に詐欺を未然に防いだとして星純也署長から感謝状が手渡された。 
十月二十九日の昼過ぎに来店した八十代女性から 「現金四十六万円を送金したい」 と申し出があり、 対応した職員の佐藤奏子さんから県警配布の詐欺対策チェックシートの記入を求めた際に女性への違和感を覚え、 詐欺を疑い、 同署に通報して詐欺を未然に防いだ。 
佐藤さんは 「詐欺を防ぐことができて良かった。 今後も更にお客さんと話をする時間を増やしていきたい」 と話し、 駒木根智之支店長は 「今後も職員への詐欺防止への意識を高めながら犯罪を防いでいきたい」 と述べた。 星署長は 「詐欺が頻発しているが、 最後の砦として詐欺被害を防ぐためにも取り組んでほしい」 と激励した。 
同支店は昨年十二月二十日にも利用客の詐欺被害を未然に防いだことから 「なりすまし詐欺未然防止マイスター」 に認定され、 杉崎俊秀県警本部生活安全部生活安全企画課管理官から認定証や盾が贈られた。 
 (感謝状贈呈) 

市に令和8年度予算編成要望書 須賀川商工会議所

須賀川市予算編成等要望・提言書提出

菊地大介須賀川商工会議所会頭らは六日、 市役所を訪れ、 大寺正晃市長に 「令和八年度須賀川市予算編成等に対する要望・提言書」 を手渡した。 
はじめに菊地会頭が 「原材料の高騰などにより事業継続と雇用維持が厳しい状況となっている。 商工業振興と地域活性化に資する施策への要望と提言をしていきたい」 と話した。 
主な内容は①市の財政健全化に向けた官民連携②地域内経済循環の促進 (プレミアム商品券発行など) ③公共工事発注設計価格・最低制限価格の適正化④深刻化している人手・人材不足支援強化 (電子版地元企業ガイドブック作成と市民交流C内への就活コーナー設置) ⑤新規企業進出需要踏まえた新たな工業団地整備⑥地域資源を最大活用した地域活性化の推進 (特撮体験型コンテンツやウルトラマン・特撮を活かした限定商品企画開発) ⑦国・県への要望活動強化⑧財政支援など。 
引き続き、 同所各部会長らが各業界の現状や課題などについて説明、 大寺市長らと意見を交わした。 
 (要望・提言書の提出)