書いて保存してたブログを発見。

かなりの時差で投稿。





病院にいた頃から抱っこ大好きなコでして、ほぼ夜に寝ている以外は抱っこしてます。

だから、ブログも家事も進まないったらありゃしない。

夜は布団で寝てくれますが、昼間は基本、腕の中でしか寝ない。布団に下ろすと泣く。

生後すぐはなんとかなりましたが、徐々に重くなり、なかなかの重量感。

でも、なんですかね。この幸福感。

ミルク吐かれても、よだれたらされても幸せ。

家事ですぐに駆けつけられなくて大泣きになってしまったときの泣きの間の「くーーーっ」の声に笑ってしまったり。

生後2ヶ月になり、予防接種が始まって

注射で泣いているのを見てこっちまで泣けてきたり笑

情緒不安定なんだけど、楽しい。


子育て、大変だと色んな人から聞いていたので、

かなりの覚悟をしていたのだが、

いつか壁にぶち当たって悩みまくることがあると思うが、今のところ毎日が楽しくて仕方ない。


夜中に起こされるのも

モルモットさんの介護で起きることに慣れていたので

苦にならない。

声も大きくてすぐに気付けるのもありがたい。


反射だと分かっていても、ニヤリと笑うと嬉しくなる。

ダンナちゃんとも話す内容はこどものこと。


しかし、ダンナちゃんに小言を言う回数は増えた笑


ソファに座ってこどもを抱きながら寝て、こどもの頭が逆さになって落ちそうになっていても全く起きない。

週末は夜のことも知ってほしくて一緒に寝るが、耳元で大声で泣いてても気付かない。

経験者に聞くと、男性は起きれない人が多い。

なんで?

最初は気が付かないダンナちゃんに腹が立っていたけど、そろそろ慣れてきました。 

気づかないものは仕方ない。他で補っていただこう。と思っている。

お迎えの日は、生後2週間ほど経った頃だった。

指定された時間に産科の病棟まで児相職員2名と向かう。

コロナ対策のため、それまで面会も出来なかった。 



面会の部屋に通される前に、病棟の助産師さんに


「〇〇先生の患者さんだってね。これまでよく頑張ったね」


と声を掛けてもらった。


担当医が他の病棟の人に伝えてくれていたことも嬉しかったし、

その言葉で不妊治療が完璧に終わって、また新しいスタートを切ったんだな

と思った。ちょっと泣きそうになってしまった。


やっと会えるドキドキ感。

面会室に通されてしばらくしてベビーベッドに寝かされた赤ちゃんが運ばれてきた。


なんだろう。

神聖すぎてすぐには触れなかった。

外が寒すぎて手が冷たすぎたのもあったけど、

尊すぎた。


児相職員が

「抱っこしてあげていいのよ?」

と言ってくれてやっと身体が動いた感じだった。


面会室には次々に看護師さんや助産師さん、とりあげてくれた医師が代わる代わる来てくれた。


病棟のアイドルだったんだよ。

僕の夜勤のときに生まれてくれてー。

ミルクの時間は取り合いだったのよー?


など、色んな人にこれまでの様子を聞かせてもらい、

「最後に抱っこさせてもらってもいい?」

と聞かれる度に


あぁ、この子はもうすでに色んな人に愛されてるんだなぁ、と嬉しくなった。


大きくなったらこんなにたくさんの人が大事にしてくれたことを話したくて、みなさんと写真を撮ってもらった。


あぁ、こんなすごい子のお母さんになれるんだ。


すごく嬉しかったし、この子だったんだな

と思えた。


帰り、病棟の出口まで、みなさんが見送ってくれて

「分からないことがあったらいつでも聞いてね」

と言ってもらった。

本当にありがたくてお礼を言い病棟を出た。

出て数歩歩いたところで抱いていたこどもが急に振り返るように身体を反らせたので、何か察知したのかなと思い、もう一度振り返って頭を下げた。


数か月前に流産手術を受けた隣の部屋で

こどもと出会って

数か月後にこどもを抱いて病棟を出るなんて

誰が予想できただろうか。