西国三十三ヶ所巡りの記事更新です

2013年3月11日に第33番札所華厳寺に参拝に行きました
このお寺で西国三十三ヶ所巡りは満願です


この日は名古屋ウィメンズマラソンを走った翌日なので足はひどい筋肉痛ですが、いざ出発です
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華厳寺は、798年に会津の大口大領が京都の仏師に観音像を造らせたのが寺の始まりで、完成した観音像を持って故郷に帰る途中、その像は重たくなり動けなくなった。大領は観音が谷汲山に留まることを望んでいると察し、山中で修行中の豊然上人に相談し、新たに一堂を立てて観音像を安置したそうです
その観音像が現在の本尊で、秘仏の十一面観世音菩薩です

花山法皇が986年に満願成就の寺と定めてから西国巡礼の最終札所となりました




華厳寺 
仁王門
運慶作の金剛力士像が立っています


華厳寺 
大わらじは巡礼者が満願を感謝して奉納したものだそうです



華厳寺 

参道の両脇には大きな幟がたくさん立っています
 

華厳寺 
本堂
彼が安らかにいられるようにお祈りしました
(自分の幸せも・・・)


華厳寺 

本堂の二本の柱にある「精進落しの鯉」
参拝を済ませた巡礼者がこの鯉に触れ、それまでの精進潔斎の生活から解放され俗界に帰るという

巡礼中も俗界に身を置いていた私ですが、ちゃんと触れました(^∇^)


華厳寺 
 おいずる堂
たくさんのおいずるが奉納されています

おいずる堂からさらに階段を上ると満願堂があります


華厳寺 
 満願堂

華厳寺 
 華厳寺 
 満願寺のまわりには、色々な満願たぬきが並んでいました
並外れたポン腹ですね(@_@)


華厳寺 
 満願堂からの景色


華厳寺のご朱印は3種類あります
西国三十三番の結願札所として花山法皇が詠まれた御製三首の御詠歌にちなんでいるそうです
また三つの御朱印は、本堂(観音堂)・満願堂、笈摺堂を指し、それぞれ現在・過去・未来を意味するとされています



華厳寺 
 本堂(観音堂) 『現在』
 
 華厳寺 
 満願堂 『過去』

華厳寺 
 笈摺堂 『未来』




2011年12月10日、奈良マラソン前日の興福寺南円堂の参拝から始まったこの西国三十三ヶ所巡りは2013年3月11日、名古屋ウィメンズマラソン翌日で満願を迎えました

マラソン大会を絡めて、なんだか私らしいです( ´艸`)

助けてもらいながらの巡礼の旅でしたが、彼のため、自分のために最後まで成し遂げることができました

彼もよく頑張ったと褒めてくれたと思いますニコ


全く信心深くない私ですが、色々な土地を巡って気分転換にもなったし、お寺で仏様の前で手を合わせると心が落ち着いていったように思います


大切な人を失い、失意の底から立ち上がるには、たくさんの時間とエネルギーが必要でした
人の優しさが心から有り難いと思った日々でもありました

これからも感謝する気持ちを忘れず、自分なりに精いっぱい日々を過ごしていきたいと思います花


秋にお礼参りで善光寺へ行く予定です