今日もジッポーネタです。

現在では、過去ジッポーを集めていた・・・

と言う人が多いと思います。

私も過去に集めていました。

今日は、ジッポー本体ではなく、セルフ・ディスプレーできる箱について、いろいろ見てノスタルジックを味わいませんでしょうか。

そう言えば、先日、リペアボックスを投稿しましたが、なんだかジッポー本体より箱の投稿が多くなり恐縮です爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

で、セルフ・ディスプレーとは???

販売時にディスプレーできるように立てることができるケースをセルフ・ディスプレーと呼んでいます。(正式な名称は不明です)

ようは、蓋をクルリと開けると立てることができるプラケース等ですね。

 

  レギュラーBOX

これは、1977年頃から1983年頃まで使用されていたアイボリー色のケースとZIPPOが筆記体となっているカナダ製ジッポーのケースです。


では、それ以前にはセルフ・ディスプレーできる箱はなかったのか???



 

紙の箱でもディスプレーできる箱があります。

蓋の裏側を見てもらえますか。。。

 

底箱を立て、ディスプレーできる箱です。

左2個を立ててみました。立てるとこんな感じです。少ししか浮き上がりませんが、正面から見ると少しは見やすいかなニヤリニヤリニヤリ

 

1950年代の箱は、いくつかセルフ・ディスプレーできる箱がありました。


1960年代の炎箱は、この仕組みとなっている箱は存在しませんでした。

ようは、ストライプの箱(キャンディBOX)の期間は、セルフディスプレーの箱が存在していたと言うことでしょう。

結果、1962年頃の炎箱から1977年頃のプラケースが出るまでの約15年間はセルフ・ディスプレーの箱はなかったと言うことになります。

ちなみに蓋の記述は2種類ありました。

文字が縦長の方が新しいと思われます。
(1950年代の終わりから1960年初旬かな)

また、箱も2種類ありました。

ZIPPPの後に(R)の有無
フリント入れの★の数

箱は、ジッポーの年代と比較すると、1955年から1957年の間に(R)がついたと思われます。

 

  スリムBOX

スリムライターもプラケースのセルフ・ディスプレーは定番ですね。

 

けど、その前にもセルフ・ディスプレーの箱は存在していましたニヤリニヤリニヤリ



プラケースと同じようにクルリと回すとスタンドとなります。

 

この箱は、Dennison BOX(デニソン社が作った箱)と言われています。



 

2種類ありますが、ジッポーの年代より、左2個が1956年から1957年の箱、右2個が1958年の箱だと思われます。

 

ただし、ジッポー社のジッポーの年代で判断すると、、、すべて、1957年から1958年のものとなりますびっくりびっくりびっくり

ジッポー社のスリムライターの年代は、、、

 

  ディスプレースタンド

レギュラーは、1962年頃から1977年頃までの約15年間、スリムは、1959年頃から1977年頃までの約17年間セルフ・ディスプレーの箱はなかったと言うことになります。

その代わりに、ディスプレースタンドが現れたのではないかと。。。

 

  黒いプラケース

1977年頃から使われるようになったプラケース(黒くなったのは1983年頃かな)、よく見ると微々たる違いがありますね。

少しずつ異なるプラケースを並べてみました。

 

左から3個はアメリカで発売されたジッポーのプラケース、右2個はカナダで発売されたジッポーのプラケースでした。

左から2個目が一番メジャーですが、この2個でも微々たる違いがあります。

後期はフォントが丸くなっているのと(R)が大きくなっているように思います。
(丸い文字を確認すると違いが分かります)

 

  雑感、、、

本来、買ったら直ぐに捨てる化粧箱ですが、箱も大切にジッポーを集めていたのが懐かしい。

箱の価値と言う観点では皆無だと思いますが、価値のないものに価値を見出すのがコレクターですからよしとしますニヤリニヤリニヤリ

現在では、セルフ・ディスプレーできる箱では販売されていませんが、やはり、店舗で見て購入することが少なくなり、ネット販売が主流になったからではないかと思います。

温故知新。。