ジッポーのオイル缶について、、、
オイル缶もいろいろな歴史がありそうなので一緒にノスタルジックを味わって頂けませんでしょうか。
先日、ベランダでジッポーを見つけました。
以前にベランダでタバコを吸っていたため、タバコをやめてから放置状態だったのでしょう。放置されていたオイル缶も出てきました。
触るのも、見るのさえも不気味な「くず鉄」となっていました
そう言えば、、、
オイル缶も集めてました。
オイル缶は、ジッポーライターより、見る目によってはさらに「くず鉄」ですが、集めていた頃の気分を振り返ることに。。。
オイル缶のあれこれ
オイル缶もいろいろなデザインがあり見ていると楽しいので是非とも一緒に楽しんで頂ければ幸甚です。
1950~1960年代
1950年代のオイル缶です。
斜字体で、ZiPPO(「i」に点がある)となっているのは、この年代のオイル缶のみだと思います。なお、「i」の点は、ゆがんだ★です。
同じようなデザインのオイル缶で「ZiPPO」が「ZIPPO」となっているオイル缶もあります。
同じオイル缶が描かれたジッポーも存在します。「ZiPPO」となっています。
このジッポーは1960年でした。
1960~1970年代
1960年代となると炎缶となりました。価格が上がるにつれ最近のオイル缶となっています。
29セント缶
29セント缶は60年代の初めの頃だと思います。
ギフトボックスには、炎缶にギフトラベルを貼ったオイル缶もあります。
29セント缶(透けて缶の印刷が見える)ギフトボックスのジッポーは1970年製でした。ようは、1970年代初までは29セントだったのでしょう。
35セント缶
35セント缶から、注ぎ口に子供への考慮がされたモデルがあります。「NEW CHILD PROTECTIVE SPOUT」 と記載があります。
ようは、現在の注ぎ口のように注ぎ口が容易には引き出せないようになっていますね。
この少しの違いがあるだけでも何だか面白くないでしょうか。。
47セント缶
この年代よりバーコードが付きます。
47セント缶となるとまた注ぎ口は、子供への考慮がないタイプに戻ってしまいます。開けにくいと言うユーザからの意見があったのかも知れないです。
1980年代
この世代の缶から現在のジッポーのロゴとなりました。
たぶんこの缶をリアルで初めて買った人が多いのではないかと思います。懐かしいですね。
この缶も子供への考慮がある注ぎ口の缶と子供への考慮がない缶があります。
子供への考慮がある缶には、缶の前面下部に 「NEW CHILD PROTECTIVE SPOUT」 と記載があります。
1980~1990年代
更に慣れ親しんだ缶です。
この頃はまさか缶まで集めるとは思っていなかったためか、使い終わっては捨ててました。
ラージ缶です。
この頃のギフトボックスは、オイル缶にギフトボックス用のラベルは貼られていないです。
更に懐かしい。。
1990~2000年代
紫をベースとした炎缶となりましたね。
この2缶、違いが分かりますか???
→ 容量が違います。
片側は日本で購入、片側は米国で購入です。
なぜ容量が違うのかは謎です
更に現在までいろいろオイル缶は変わっていると思います。
たかが、オイル缶ですが、いろいろな発見があって面白いですね。面白さと共にノスタルジックを感じて頂ければ幸甚です。
おまけ
ロンソン缶との比較
1950年代のロンソン缶との比較してみます。
缶のデザインは異なりますが、裏を見ると同じ企業ロゴが・・・ようは、同じ会社が作ったティンをベースにしていたようです。
1960年代~1970年代のオイル缶についてもデザインは異なりますが、あらかた同じですね。
ジッポーオイルの流用
そう言えば、昔は登山でガソリンストーブ(白ガソリンを使用したバーナー)を利用していました。
プレヒート時にいつもジッポーオイルを使用していたのが懐かしい。
プレヒート着火用にもちろんジッポーのウィック(芯)を使っていました。
タバコを吸う以外にジッポーオイルとかジッポーのウィックは有効活用していたのだとつくづく思い返しました。
長文失礼しました。