秋に応募したチャット相談ボランティアが思った以上にしっかりした団体で
充実した研修に盛んな交流もあり視野の広がりが半端ない
相談対応開始はまだ先だけど、応募した甲斐があった
チャット相談はこれからどんどんニーズが高まっていくだろうし世界どこにいても活動できるので良いご縁ができた
さて相談者は比較的若者が多く、若者の事をもっと知っていきましょうという団体からの呼びかけもあり関心が出てきた
社会学者やノンフィクション作家の発信で今のZ世代はこうなんですよーてのはたまに聞いてたけど
やっぱりZ世代自身の発信も見逃せない
これを見て佐々木チワワさん面白い!ってなって
図書館で早速借りた
ほんっとうにここの図書館は充実してる💖
歌舞伎町に15歳から出入りしてきた慶應生筆者による歌舞伎町Z世代の解説
歌舞伎町の社会学を研究対象としているそう
面白そう〜♡
SNSにあげるためにファッション感覚でリスカやODしたり
パパ活や売春してまで推しにお金を直接渡す喜びにハマる世代
なるほど彼らはそういうロジックで動いているのね、というのが知れてとても興味深い
これを読むとトー横キッズやぴえん系女子に「自分を傷つけるのは辞めなさい」とか「とりあえず親のところに帰りなさい」とか言っても何の意味もないことがわかる
一時期ホス狂になった筆者ならではのホスト業界システムの解説も大変分かりやすく、ホストクラブ行ってみたくなった
大金でも当たったら一度に100万くらい使ってみたいが
数万程度なら「趣味の女」と呼ばれ地位は低いらしい…
身体を売ったりパパ活などで何百万も払っている本気のホス狂からしたらどっか行けや、ってなるのも不思議じゃない
ホスクラ巡りするはとバスツアーとかやってないかなぁ
社会学的見地からテーマをまとめた第六章と「ウシジマくん」著者真鍋昌平さんと佐々木さんとの対談は非常に読み応えがあり、これだけでも大変な価値を感じた
SNS世代とも呼ばれる現在だが自我が確立していない内から他者のまなざしに晒されることによる影響は小さくない
自分の行動の基準が映えるか、バズるかの他者基準になってしまうといつまでも幸せにならない
二村ヒトシさんの言葉を借りると、自分が自分のままで居られる「心のふるさと」を持つ事が大事なのだが
それが今の若い世代で見つけられるのか…
私だってそれを見つけたのはつい数年前だ
思春期〜20代の生きづらさはとても共感できるし
まだその記憶が新しく、喉元過ぎても熱さを忘れないように関心を持ち続けてこうして読書や勉強して、自分の人生は割と余裕になったのでできる範囲で社会がより良くなる手助けがしたいと思った
そんな大人が多く所属する団体だと感じるので、人間の懐や現代の福祉の精神を学んでいけたらと思う
こういう背景を持った子に相談されて自分はどう対応するんだろう🤔
早く相談活動始めたいな〜
ウシジマくんにハマったのも数年前
今一度読み直したい
そして九条の大罪もぜひ読まなければ
また漫喫テレワークするぞ!
AV監督の本だけどなんとあの上野千鶴子さんも解説を書かれている(すべてはモテるためである)
哲学者國分功一郎さんが好きで、その方のお勧めでもある本書に救われまくった
まさかのジャンルの著者によって人生が救われる
読書の醍醐味です