初の兵庫学習センターは神戸大学六甲台キャンパス内
えーーめーーーっちゃ素敵なところなんですけどーー!テンションぶち上がり
今回はジェンダーの現象学
現象学とは、当たり前を取っ払って、目の前のことをあるがままに見てみよう!という哲学的な感じで
産後ジェンダーオタクになりこの頃興味関心が哲学に移ってきてる私としてはドンピシャ
長崎や東京から来られてる方もいて、やはり知的好奇心の原動力はすごい
講師の稲原先生は軽度脳性まひで構音障害があるのだけど、耳はすぐ慣れたしスライド資料も充実していたので難なく授業を聞くことができた
面白かったのが男らしさの回で「日本の包茎」が紹介されたこと
これ読みましたーー!
授業では本の内容とともに美容整形外科、高須クリニックの高須院長のインタビュー記事が取り上げられていて
ドイツ留学時にユダヤ人が割礼しているのを知り、日本にも割礼ビジネスを持ち込めば5000万の市場になる、だから女子に「包茎ってキモい」と言わせた記事を書いて宣伝広告を出しまくり、包茎は恥ずかしいので治すものという価値観を捏造した、とのこと
「捏造」って自分で言うてるし!酷すぎーー
でも夫とこの話したら「高須院長の視点さすが」とか言い出して
いやいや、この包茎手術しないとかっこ悪い、モテないってのは捏造されたんだよ?
それでも元々包茎は恥ずかしいという土壌はあったわけで、その人達の救済になるのならいいじゃん
仮性包茎はちゃんと剥けるなら医学的には手術の必要がないんだって。でも恥ずかしいよモテないよって煽って美容整形ビジネスの食い物にしたのは酷くない?
そんなこと言ったら豊胸ビジネスも脂肪吸引もそうじゃない?更に言ったら筋トレもそうじゃん、見た目をよくして自己満足してその人の自信になるなら良くない?
えーーーなんか違うと思うけどーーー
と、今朝やいやいやって夫は出社していき、私は午前休で細々とした用事を片付けて
今またこのやり取りを反芻している
筋トレは男女ともに好きな人がいるし、男女で身体つきは異なれど肉体美を追求する点は共通してるけど
女性は女性器を女らしさとして形を変えようという価値観もビジネスもない※事を考えるとやっぱり男性特有であると思うのね
※以前美容整形外科HPで、処女膜再形成や外陰部のびらびら切除、というメニューを見た事があるので、ゼロではなさそう
ていうか夫はすぐ「じゃあ豊胸手術は?」とか言ってくるんだけどこれトーンポリシングとかワタバウティズムだよね
今私は包茎手術のことを話してるんだけど?っていう
痴漢撲滅の話すると必ず「でも冤罪もあるからなあ」って言うし
これには武田砂鉄氏の言葉を借りて
痴漢ごと撲滅したら冤罪も無くなるよね?
と言うようにした
夫も「そりゃそうだ」とは言うので
なんか無意識の男性弁護というか
すぐにNOT ALL MENが発動するの、ほんとマジョリティ男性の悪い癖だなと思う…