「人間とは何か――チンパンジー研究から見えてきたこと」などの著者で霊長類学者の松沢哲郎さんの近著に対する書評が、SUNDAY NIKKEI に載っています。
「想像するちから――チンパンジーが教えてくれた人間の心」岩波書店(発売日:2011/2/26)
http://www.amazon.co.jp/dp/4000056174
4月17日 日経21面書評欄 (評者:98年2月刊「絶対音感」の著者 最相葉月さん)
(QT)
<人間にユニークな性質で、チンパンジー(アイやアユムたち)には、>明らかにないものがある。役割分担や利他性の先にある互恵性。自分の命を差し出してでも他者に尽くす、自己犠牲だ。
「今ここ」を生きるチンパンジーは、だから明日を思い煩うことはない。一方、人間は、たやすく絶望する。
だが著者は記す。「絶望するのと同じ能力、その未来を想像するという能力があるから、人間は希望をもてる。どんな過酷な状況の中でも、希望をもてる。」アイたちが教えてくれた人間の力が今、最大の試練を迎えている。
(UQT)
ことばにすごい力があり、感動しました。







