愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
27日の朝日新聞「折々のことば」というコラムに、ハトラ・トーマスドッティルという人のこんな言葉がありました。
「見ることができないものには、なることができない。」
アイスランドの現職女性大統領だそうです。1975年にアイスランドの女性の9割が仕事や家事から離れるストライキ「女性の休日」というのを敢行し、その5年後に女性大統領が誕生します。
そして、その後ろ姿を見てきているから、今も女性が大統領をやっている、ということです。
アイスランドは「ジェンダー平等最先進国」と呼ばれていて、すごいなあ、と素直に感心するところなのでしょうが、アルジは素直じゃないので、少し疑問を持ちます。
だって、人口40万人弱ですよ?
豊田市よりも少ない。そして、面積は北海道と四国を足したくらい。そして海に囲まれ、山林が豊かで、主要産業は漁業。最近は工業やサービス業も増えて、電力は地熱と風力で賄える。
漁船に乗っているのは大半が男性でしょう。
人口が少なくても国と市に公務員が必要です。そういう陸の仕事は女性が主力。世帯所得が増えます。おのずと政治家も女性比率が高まるでしょうね。
だからあまり単純に比較できません。
それはそれとして、この言葉には頷けます。
珈琲も、何も見ないで自己流ではできません。先達の仕事があって今があります。
そういうのを度外視して、基礎の無いところに新しい、お洒落なことをやってしまっているのが今の意識高い人向け珈琲業界です。
もっとも、何も見ていない訳ではなくて、商売的に成功した店を見て、真似をすることは得意な人が多いです。
見ることができるのに、見ようとしない。