愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
今日到来してきた、とある珈琲屋さんの珈琲豆の袋に、シールで焙煎度の表示があり、それがとてもお洒落でした。
「ROAST LEBEL」となっていて、「LIGHT」から「DARK」までマスがあって、真ん中あたりに「レ」がしてありました。
本来、焙煎度というのは、浅いほうから、「ライト、シナモン、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアン」というふうになっています。
ライト・ローストというのは、カップテスト(試飲)用の極々浅煎りを指しますので、普通の商用ではありません。
普通にお目に掛かるのは、一番浅くてシナモンローストで、当店ではキリマンジャロがそれにあたります。
その次がミディアムということは、名前からして、それが中間でないとおかしいです。
ハイが本来深めの筈ですから、時代とともにだんだん深くなっていったことが分かります。
そして、シティはどこのシティかというと、ニューヨークです。それより深いとフレンチ、イタリアン。
というのを一切無視して、今の流行りは「ライト」「ダーク」と色だけの単純な分け方になっているようです。
アルジが少し前に出かけていった、新しい、お洒落な珈琲屋さんも、「ライト」としていました。従来の焙煎度でいうと、ハイ・ローストなのに。
たぶん、素人にも分かりやすい呼び方ではあるのでしょうが、従来のものとごちゃごちゃになってしまって、混乱の元です。
「ライト」と「ダーク」なら色ですが、「ライト」だけなら、「軽い」珈琲というイメージもあるのかもしれません。
断りも無く変えられると困るんですよね。