狐犬鵜ツアー2日目 犬篇 | 自家焙煎珈琲 豆散人アルジの公式ブログ 珈琲と日々

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愛知県豊明市にある自家焙煎珈琲店 豆散人(まめさんじん)のアルジが、珈琲のこと、お客さんのこと、日々の思いなどを気ままに綴っております。 (旧 ほちほち日記)

愛知県豊明市からこんばんは。

自家焙煎珈琲豆散人アルジです。

 

続きです。

なにしろフリーきっぷですから欲張って、遠くでも行きます。電車の中では読書タイムを楽しめますし、疲れたら眠れます。

 

そこで向かった先は城下町犬山です。

名鉄本線で名古屋まで。そこから乗り換えて、新鵜沼方面です。着いたのは3時頃。

 

駅から古い街並みへ歩く途中に、いい感じの古いお店に「お好み焼き 焼きそば ことぶき」という暖簾がかかっていて、横に小さく「ぜんざい」とあります。

 

お餅が2個入って370円のぜんざいをいただきました。これまた暖をとる食べ物です。

店内も古くて、昭和の様式です。こういうお店は、女性にありがたいでしょうね。

 

続いて、国宝犬山城に続く古い街並を歩き、少しだけ脇に入ったところにある「珈琲 ボタン」さんでチーズケーキとグァテマラを。

レコードが掛かっていて、店内を猫が1匹うろうろしています。ちょうど座った席に「ドラえもん」のコミックがあったので、読み出したら、奥さんから「ドラえもん読んでくださって嬉しいです」と言われました。

ドラえもんが大好きだそうです。アルジも好きです。

 

前に書きましたが、ドラえもんは、大人の世界と完全に隔離された子供の世界が描かれているのがいいです。そして、時々大人の世界と交差します。

ひとつ印象に残ったのは、こういう話でした。

 

お花見シーズンも終わり近い頃、のび太一家が花見に行こうとしていたその日、お父さんは急な仕事が入り、会社から呼び出されてしまいます。

花見に行けなくなったのび太は「会社なんか辞めちゃえばいいのに」と泣きます。

 

二階の部屋でドラえもんが道具を使い、窓一杯に、今でいうバーチャルリアリティの大画面で桜の咲く公園を映しだし、二人で花見を楽しみます。

 

夜遅くなってお父さんが帰宅しました。

のび太は二人を呼んで、一家揃って二階で花見をします。

座卓に食べ物を並べ、お父さんがビール片手に「いい花見だなあ」と言っておしまい。

 

 

自家焙煎の珈琲もケーキも美味しかったですし、お洒落な店内も、アルジが似合うかどうかは別として、居心地がよかったです。

先に注文と会計を済ますシステムでした。

 

珈琲ボタン ホームページ (coffeebotan.com)

 

もう一軒、すぐ近くのテイクアウト専門の自家焙煎珈琲屋さん、ここでもグァテマラにして、すぐ向かいのかわいい雑貨屋さんの奧に古井戸のある中庭があり、「ご自由にお入りください」となっていたので、店を横断して、井戸を見ながら飲みました。

 

帰りはついでに少しものを買いました。

 

明治村のイベントなのか、着物を着た若い娘さんが多く歩いていました。

道をハクセキレイがチョコチョコと歩いていて、1m以内に接近しても逃げません。食べこぼしが多いので、人にも慣れてしまっているようでした。

古い民家の庭の木にジョウビタキもきました。

 

天守閣は遠く拝んだだけでしたが、平日のわりに人出があったように感じました。

犬山成田山があるからでしょうか。

犬山は観光客が歩かないところでも、なかなか味がある風景でした。細い坂道を降りて下校する子供たちがかわいかったです。・

 

ブログ3日目の明日は、県境の木曽川を越えます。