愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
ふらりと入られた男性サラリーマンのお客さんですが、「甘い珈琲の店」という看板に惹かれたのだそうです。
ダサめに大きく書いた看板ですが、恰好はともかく、ウリを表現するのに効果があるのです。屋号とかは小さくてよくて、それよりもまず、何屋で何がウリなのかが大事です。
で、浅煎りのグァテマラをお出ししたのですが、静かに飲まれたあとで、「初めてブラックで珈琲を飲みました」と言い置いてお帰りになりました。
ブラック珈琲は大人の証で、しかもそれが苦ければ苦いほど良い、という変な価値観がありますが、そういうものではありません。無理してブラックで飲む必要はないので、ブラックで飲んで美味しいと思える珈琲に出会えたときにだけブラックで飲むべきです。