欲しかったモチモチちいかわ
訪問ありがとうございますm(_ _)m
ここ数日、天気が落ち着かないです。
暑かったり、雨降ったり、風が強すぎたり。
天気も筋トレやウォーキングをサボる理由になるので、適度に涼しくて、ウォーキングしてる時は爽やかな風が吹き、週に5回晴れて、週に2回雨で、みたいな日が毎日続くと幸せです
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いつも息抜きをしに行く大きな窓。
ここには他の患者さんも外の景色を見によく集まっている。
1人で居たり、何人か集まって話をしていたり。
松葉杖を使うようになると決まったリハビリの時間以外に、午前と午後に1回ずつ病棟を一周歩くようにと指示がでました。
病棟一周はまだよく歩けない私にとっては結構な距離に感じられました。
病棟一周の半分の位置に大きな窓がありました。
そこまで松葉杖で行って、椅子があるので座って外を見ながら音楽を聞くこと40分…それからもう半分を歩く。
全然歩行練習になってない…
窓から見える景色はザ・ど田舎!の景色。
無人駅が見えてその向いにはイオンショッピングモール。
その周りにちょこちょこお店があってあとは片側2車線のバイパスが通っている。
右手側には街中が見え、左手側には田んぼ。
田んぼを見てると落ち着くわぁ〜
いつも通り病棟一周をしている時、大きな窓でひと休み。
音楽を聞いて外を眺めていた。
(さて、もう半分歩くか)
そう思い何気なく後ろを見たら、理学療法士さんと車椅子に乗ったおばあさんがいた。
立ち上がるタイミングを失いもう少し座っていることにする。
すると理学療法士さんが膝をつき、おばあさんの目線まできて話をする。
『〇〇さん、今日はいい天気で気持ちいいですね』
『…』
『ほら、電車がきましたよ』
『…』
『イオン見えるけど何度か行った事はありますか?』
『…』
おばあさんガン無視。
このおばあさん、しゃべることが出来るのに返事を返さない。
この前もこの理学療法士さんが話かけても無視していた。
『…〇〇さんは僕の事キライかな?僕とお話したくないのかな…』
理学療法士さんが寂しそうに言った。
私はここの理学・作業療法士さん達が穏やかで優しくて時には面白くて大好きだった。
なので何か悲しくなった…
多分おばあさんも体が辛くて心を閉ざしたのかなと思うとそれも気の毒に思う。
このおばあさんだけじゃなく、高齢の方が心を閉ざしがちなのもわかる。
この病院を退院したあとの行き場所。
怪我にしろ、脳血管障害にしろどこかしら身体が不自由なわけで…
一人暮らしの方は自宅に帰してもらえない事もある。
家族と同居でも家族が介護を拒否すれば家には帰れない。
そうなれば退院した後に行く場所は慣れ親しんだ我が家ではなく施設になる。
私もそうだが、皆さん我が家に戻るために頑張ってリハビリしている。
ある高齢女性は家族に介護は無理だと言われ施設に行くことになった。
退院の日…
家に帰りたいと泣きながら退院していったという話を聞いた。
右足が不自由な私にとっても明日はわが身……
胸がギュッと締めつけられる思いがした。
本日はここまでです。
お休みなさいませ