雑記 中華バッテリーチェッカーで遊ぶ | TMAX530とアドレスV125の部屋

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本来ならこんなの買うより素直に新鮮な新品バッテリーへ交換した方が工数的精神的その他結果安いのはわかってますが好奇心に逆らえなかった。

 

被験バッテリーその1は3年間Tigra125で使用して現役引退した後充電器で充電した台湾YUASAのYTX7A MFバッテリー。

 

被験バッテリーその2は2年間モコさんで使用して現役引退した後充電器で充電したACデルコ 40B19Lシールドバッテリー。

 

2個とも予防交換で現役引退しただけで物はまだバリバリ正常に使えるバッテリーです。

(寿命が来るまで非常用電源として余生を過ごしてもらいます。)

 

そしてチェッカーの方は左からAUTOOL BT360、KINGBOLEN BM550、KINGBOLEN BM580 以上の3台

 

Amazonでもマケプレで取り扱いがありますが中間業者の中抜き(転売)がひどいのでAliExpressで購入。

 

(ちなみに3台合計価格<国内通販で売られてる中華製チェッカー価格)

もうね原価いくらだよ(笑 

 

まぁそんなことは置いておいて早速実験してみましょう。

(本来は数回計測して平均値を参考にする物ですがめんどくさいので一部のみ貼ってます)

 

まずはACデルコのバッテリーから

 

BT360

CCAは上面シールに記載されている330Aで

 

結果

 

 

ちなみに各表示の詳細は

 

SOH=設定値の容量を100%として現在の実全容量(%)

SOC=SOHで出た実全容量を100%として現在の蓄電量(%)

V=チェック時のバッテリー電圧

A=実CCA(多いほど状態が良い)

内部抵抗(少ないほど状態が良い)

総合判定(判定は設定とチェッカー自身のさじ加減で判定されます笑)

 

な感じになっております。(多分)

 

 

次にBM550

 

CCAは330に設定

 

実CCA

 

SOH

 

SOC

 

内部抵抗

 

電圧

 

な結果に。

 

次にBM580

 

CCAは330に設定

 

SOH

 

SOC、内部抵抗、実CCA、電圧

 

と言う結果に。

 

なーんかメーカーが一緒2機種は似たような数値が出てきますね。

 

 

次にMFバッテリー

 

BT360

 

CCAは不明なのでとりあえず最低値の100に設定

(後で本体にCCA105Aて書いてあるの気づきました)

 

結果。(実CCA記載値超えてるんですけど笑)

 

次にBM550

 

設定値

 

結果(写真貼り付けるのめんどくさくなってきた笑)

 

次にBM580

 

設定値は100

 

結果。

 

 

んー・・・ん”ー・・・・・よくわからん!マジで計測前よりさらにわからんくなったぞ(爆笑

 

実験中結果を見るたびにこのテスター達が正確かどうかを測定するテスターが欲しいとオモイマシタ。

 

(一応所有しているバッテリー全て試してみてそれぞれ違った数値が出てくるかつ同バッテリーでは似たような数値が出てくるので何計測しても同じ数値しか出ないか実際内部では全く計測しておらず単にランダムな数字を表示しているような粗悪品ではなさそうな模様です)

 

なんだろうこのモヤモヤ感・・・白黒はっきりさせたいためのテスターなのに計測したらさらにねずみ色に混ざってしまったあげく余計に混乱したおまけ付きでござる。

 

結論。最初に書きましたけどこんな物買うぐらいなら素直に一定期間(車検ごと)で新品バッテリーに買い換えるのが一番結果安くて確実です。

 

わざわざ冒頭の3行で結論付くことに対して何やってんだか(笑

 

この類い物は参考にしても良いかもだが決して100%信用してはいけないというのを再認識しただけでも勉強になりました。

 

 

ではでわ

 

 

おまけ

 

中華物あるあるですが各テスターのケーブル見た目いかにも太くて銅たっぷりそうで抵抗少なそうに見えますが・・・

 

肝心の中身はめちゃ細いです。

 

バッテリーチェッカーだから特に問題はないんですけどもしこの仕様なブースターケーブルだったら・・・溶けて断線するか最悪抵抗熱で火吹くよこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけその2

 

3機種ともばらして基板見てみた。

 

BT360

 

 

BM550

 

 

BM580

 

各テスターばらして内部基板を晒しておきます。

 

安い中華物の割に意外としっかり作られている様子。

BMシリーズは固体コンデンサ搭載してますし。

(ガワだけで中身電解コンデンサかもしれないが)

 

BT360てっきりインピーダンス式かと思っていたら中にセメント抵抗が。・・・ん?

ちなみにこのセメント抵抗は5Wで20Ωでした。

 

BT550とBT580は同じ製造元だけに配列は違えど部品構成は非常によく似ていますね。結果数値も似ていたのでメインチップも一緒で見た目違い・・・なんだと思います。こちらも大きな抵抗が・・・あれ?

ちなみにこの金属皮膜抵抗は大きさ的に5Wで11Ωでした。

 

数値の微妙?な違いは抵抗値の違いや設計制作メーカー違いによる色々な補正値設定の違いによるのかもしれませんね。(そんなの考慮したらもうテスターと読んで良いのか怪しいですけど)

 

3機種すべてとても大きな抵抗が目を引きますがひょっとしたらこれコンダクタンス式だったりして?

仮にコンダクタンス式だったとしたらこの方式はミドトロニクス社の特許に絡むので不味いのでは?

 

ちなみに本家ミドトロニクス製バッテリーチェッカーは4~5万円します。

しかしこちら中華コピー?物は1台2000円台・・・

まぁそこはなんでもありな中華物と言うことで(笑


 

意外と内部公開してる写真がないので参考までに。