エアコン壊れた
(デジャヴ)
ルーバーがぷらーんなっとる
(デジャヴその2)
今度は自室エアコンのルーバーが壊れました。
まぁ能力違いの同系機種だし壊れるタイミング似てくるよなぁ。
同じ状況だったので同じ原因かと思って前回同様
ばらしましたが・・・おや、ルーバーとステッピングモーターの接続部は割れていなかった所かヒビ一つ入ってない。あてが外れたのでとりあえず自力で原因追及のフロアチャート組みます。
試験でルーバー動作の命令送ってみるとどうも動きがおかしい。
基本的な動作も何かぎこちないし最初は定位置向くけど時間経過と共に重力に負けて真下に垂れ下がってしまう状況。
そして機器側が認識している位置と実際の位置に差異ができてしまう状態に。
ルーバーは物理的に下がってるが機器側は一番上に向いてると認識しているため上げようとしても機器側がもう一番上にいるよと誤認してそれ以上上げないようキャンセル処理されてしまう=ルーバーが上がらないということに。
ということはステッピングモーター本体が壊れたか。
同じ機種(能力違い)同じ時期同じ原因だったからてっきり同じ内容かと思っていたら違った件。いやはや故障はこれだからめんどくさい・・・けどこれが楽しい(オイ
ってことでステッピングモーター摘出して
型番調べるとすぐ出てきます。
が、純正補修部品はすでに廃番になっております。
適当に探すと
おぉ、秋月電子さんに置いてあるじゃないのしかも1個250円。
12V仕様リクエストした方ナイス!
寸法も一緒(家電に多く使われてるサイズ)で物理的にも互換性ありでリクエストした方もおそらく同じ用途かな。
Amazonだと外業者のぼったくり価格しかないので(笑
データシートもあるのでこちらのピンアサインはすぐわかります。
が、装着されていた方の部品はピンアサインが全く不明なので
故障部品破壊して自力で取得します(笑
製品に使われてる内部構築部品って大人の事情かはわかりませんが通称型番が一緒でも中身が固有仕様の場合が多くこれも例外なく配線色が全然違います。
しかもこのような固有仕様部品の場合配線色暗黙の法則は全く適応されません。(赤が+とか黒がGNDとか)
この部品の場合確認するとなんと茶が+12Vなんですよ。赤線あるのにね、なんでだろうね。
先入観で+12Vが赤と思い込んで組んでしまうと・・・
これがあるから固有仕様部品は実際目で見て確認しないと怖い。
ステッピングモーターは構造上ピンアサイン間違えて接続、動作してしまうと大変よろしくないので新品の方はデータシートありますが・・・
確定100%にするため購入した新品も一つ犠牲にして破壊しこちらも自分の目で実際に確かめます。
新品1つ破壊することによるもったいないをとるか新品1つ身代わりで100%確実なピンアサイン情報を知る情報代ととるか。
私は後者でピンアサイン情報が250円でゲットできるのは安い方だと思います。理由は上記のとおりです。
まぁ・・・予想通りでしたけど。
でもこれで100%自信もって配線結束できます。
配線処理系は100%確実確定(特に情報ない系は)してから作業しないと経験上大抵痛い目見ます。
ヒューズ飛んだだけとか部品側壊れるだけならまだしも本体側の基板部品飛ばすと目も当てられない状況になりますので。
最近の基板実装部品はスペック、形状などがカスタム仕様の場合がほとんどで汎用部品として流通していない(単品購入していない、できない)事が多いです。
ちなみに
基板です。基盤ではありません。
ネットの世界だと9割以上間違われてるんだよね・・・
基板と基盤は全く意味が違ってきます。
とまぁ調べ終わったらピンアサイン合わせて配線処理してモーターを固定・・・しようと思ったら固定穴が微妙に合わないので
リューターでごりごーりと元孔を広げて
装着できました。普段開けないところだけに汚ったねぇ!
フィルターと熱交換フィン周辺の設計上エアーフロー箇所ははきちんと定期掃除してるので綺麗です。(多分
今度こそ戻すだけ。(基本外さない箇所なのでついでに掃除しました。)
National表記18年目になるボロエアコンですがまだまだがんばってもらいましょう。
ではでわ