「もっと」生まれたところを遠く離れて | 腹減った症候群

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ラフコリーと日本スピッツのお出かけ日記

”危険な暑さ”が続くさなか、今朝6時に、鳥取に住む父が亡くなったとの電話がかかってきました。

実は7月31日の夜遅くに母親から、
「おとうさんが心臓マヒで救急搬送されて、いま集中治療室にいる」
と電話がありました。

心臓マヒなら生きているわけがありません。
心不全か、心臓に関する発作だったのでしょうか?
詳しいことは不明ですが、電話では“危ないのかな?”という雰囲気が伝わってきたので、覚悟はしていましたが。

一般的には、病院から葬儀社に連絡が行き、葬儀社の助言に従っていれば、悩んだり困ったりすることなく、滞りなく進んでいくらしいです。
葬儀の日程などは、まだ決まっていないようです。

私はどうすべきか。
長男ではあります。一応。

猫(乙姫)は、私が留守中、近所の方に餌&水やりと猫トイレの掃除を頼んでおけば良いのですが…
悩むのは犬(カレンと廉姫)。

カレンはまだ5才で若いからいいとして、スピッツの廉姫は14才。
今は飛び跳ねるほど元気にしていますが、5月には入院しました。今も月一で通院しています。
長距離の泊りがけのドライブには、若干の心配があります。

アメリカなどのように、犬も飛行機の客製で一緒に乗れればよいのですが。
その点、日本は遅れた国ですよね。

そもそもなんですが、この”危険な暑さ”の中、車椅子の自分が、遠く鳥取まで車を運転して行くのは、体力的にどうか。
実際、2016年の10月に祖母の葬式に行った時も、かなりキツかったのです。
https://ameblo.jp/mamekuroneko/entry-12213784984.html
あれからさらに8年分の歳をとりました。

イケるのか?私。
大丈夫なのか?私。

そういう理由から、姉と、大阪に住む母方の親族に相談。

結局、葬儀や諸々の手続きは親族に一任して、自分自身は、葬儀を欠席させてもらうことになりました。
本来、長男の自分が喪主をすべきなのだろうから、心苦しいし情けないのですが、難しい話です。

さて。


父は、まぁなんと言うか、”普通の人”でした。

日本人なら誰でも知っている大企業(製薬会社)に定年まで勤めたのですが、特に出世することもなく、定年までそれなりの会社員生活を送ったようで、定年後は田舎でのんびり暮らしていました。
もちろん犯罪歴もなく、普通に善良な人で、人に迷惑をかけることもなく。
趣味と言えば、釣りと、パチンコぐらいなもの。

ちなみに、学歴はないけれど、ものすごく頭の回転の速い人でした。

でも、その才能を仕事で使うことなく、
「安定した場所に居さえすれば特に何も困らないし、出世してお金持ちになるより、自分がやりたいことをやって人生を楽しめれば、それが一番いいよね」
みたいな感じで生きていたように思います。

まぁ、そう言う私も、同じような考え方ですねw
大企業の研究職として、可もなく不可もなく長年働き、さっさと早期退職し、のんびり生きています。

やっぱり親父の子なんだなぁ、と思いますw。
まぁ自分には、父と違って、それほど秀でた才能もないけれどね。

とにかく、そんな父でした。

話は戻って、今回は帰省せず、葬儀やその他の手続きは、親族に任せることにしました。
でも、秋になって過ごしやすい季節になったら、線香ぐらいはあげに行こうかな、と思っています。

ただ、鳥取は過疎地域なので、車椅子&犬連れで泊まれるホテルはなさそうです。
でももしかすると、いまはキャンプも流行っているし、探せば

・車椅子用のトイレがあって

・犬連れで利用できて

・車で乗り入れできる(オートキャンプできる)

の3つの条件を満たすキャンプ場があるかもしれません。
 

秋までに、そういうところがあるか、調べてみようと思います。
もしそういう施設をご存じの方がいらっしゃいましたら、是非コメントで教えてください。

久しぶりにキャンプに行くつもりで、遠出もありかな?と思っています。

まぁ、廉姫の体調にもよりますけどね。

ではまた!