2021年12月頃のことを書いています
肺がんの手術を受けた私。
麻酔が切れたばかりのときは、痛くて痛くてどうなることやらと思っていたけれど、
次の日には酸素マスクが外れ、
その次の日には硬膜外の痛み止めが終わり、歩行練習が始まり、
そのまた次の日には、手の甲にあった点滴の針も脇の下のドレーンも抜いてもらうことができました。
びっくりするくらいの順調な回復!
人間の回復力ってすごい!!
動くと痛いけど食欲もあるし、
てくてく散歩しては、売店でお茶やおやつを買っていました。
朝夕の息子への電話も、息切れなくできるようになってきたし、
おそるおそるだけど、自分でシャワーも浴びることができました。
(もちろん、片腕は上がりませんが)
確実に術後の痛みが少なくなっていく中、
気になっていたことが一つ。
それは、ペットボトルの蓋が開けられないくらい、握力が落ちていること。
ナースコールをするのも申し訳ないので、歯で噛んでグリっと回したりしていました。
右手に力が入りにくい・・・というか、痛い?ような。
手術の影響かなぁ〜と、さほど気にも留めずにいました。
そんな中、手術から4日ほど経った朝。
右手の甲がクリームパンみたいにポンポンに腫れていたのでした。
なんと、手術前に入れた点滴の針が変なところに入っていたらしく
それが原因で炎症を起こしてしまっていたらしいのです。
(追加の処置が必要になった時のため、事前にルート確保されていた点滴です。)
追加で湿布薬が処方されることになりました。
いつも巡回で来る、例の点滴をした若いお医者さん。
めっちゃバツの悪そうな顔をしていました。
手術とは関係ないところの痛みに、悩まされたマメコなのでした。