映画『リボルバー・リリー』を観てきました。

 

 

ジェシーくんが出るというので、ずっと楽しみにしていた映画です。

 

139分、結構長く感じました。ずっとすごくシリアスな雰囲気で… 画面がずっと暗くて… 長いなあと思いながら観ていた。

 

綾瀬はるかさんの、口数の少ない、抑えた感じのたたずまいが大変よかった。小曽根百合というキャラクターが好きになりました。

 

ストーリーはあまりちゃんとわかっていなくて、あぁ、あの俳優さんがこんな役で出てくるのかー、とそんなことにばかり反応していました。阿部サダヲさんが山本五十六とか、佐藤二朗さんが汚れ役なのか、とか。。

 

少年役の羽村仁成くんを見るたびに、この子、羽生(結弦)くんに似てるよなーって思ったり。

 

豊川悦司さんも、あんな渋い感じになられていたんだなーと。『愛していると言ってくれ』の面影しか知らないから、違う人かと思ってしまった。

 

そしてジェシーくん。前から思っていたけど、ジェシーくんはあまり演技がうまくない。『バニラボーイ』や『最初はパー』『東京MER』等、ちょいちょい観てきたけれど、なんていうかだいたい、「台本読んでいる感じ」が拭い切れない。歌の表現力はすごいし、物まねもうまいのに、そういうことは演技とは関係ないんだなぁといつも不思議な気がしている。

 

今回は、陸軍大尉という役どころでしたが、なかなか卑劣なやつというか、部下を危ない目にあわせて自分はしり込みしてるような(部下を盾にして進んでいたり)、なんか声はすごんでるけど、弱い人なんだなって感じでした。でも最後には小曽根百合とちゃんと対峙してました。ジェシーくんたら綾瀬さんと取っ組み合いの喧嘩してるよ!とワクワクして観ていました。

ジェシーくんとしては、ベテランの俳優さんとがっつり組んで仕事できて、いい経験になっただろうなぁ… と、どこから目線なのかわからない感想を抱きました。

 

ちゃんと感想になっていませんが、でも劇場で観てよかったと思います。全編に流れる静かな雰囲気に、ずっと浸っていられるのは心地よかった。続編があれば観てしまうかも。長谷川博己さん演じる岩見先生の恋心はどうなるんだろう、見届けたい気持ちです。