2023年8月、日本ヴィパッサナー協会の京都ダンマバーヌで10日間の瞑想コースを受けてきました。

これから受けたいと考えている方の参考になるかもしれないので、施設の様子などざっとご紹介しようと思います。(ちなみに瞑想の内容については、ほとんど触れていません)

まず申し込みは2か月前の6月に始まりました。受付開始日の夜10時に受付が始まるので、その時間にPC前で待機。10時になると同時に申し込みのボタンをクリックしていきましたが、アクセスが集中するのか、画面が切り替わらない。何度か操作を繰り返すと、画面が進んでいきました。申し込みできたようなので元の画面に戻ってみると、すでに「新しい生徒(女性):キャンセル待ち」の表示が。

その時点ではまだ席の確保ができたわけではなくて、あくまで申し込みが受け付けられた状態。その後、申し込み時の申告内容(瞑想の経験があるか、服用中の薬はあるか、飲酒はしているか、過去にうつ病の経験はあるか…等々)に基づいて、施設側から確認のメールが来ます。

私は、瞑想をしたことがあると申告したので、「コース期間中は他の瞑想方法を行わないと約束できますか?」という確認メールが来ました。他に、薬も飲んでいましたので、「この薬は服用後に眠くなったりしませんか?」という質問も来ました。

すぐに、「約束できます」「眠くなる成分は入っていません」等返信しましたら、しばらくして「席を確保できました」とメールで連絡が来ました。

多分、こうした確認や質問のメールにしばらく経っても回答がない場合、キャンセル待ちの人に声がかかっていくのではないかな… と想像しました。


コース終了後にほかの参加者の方にも聞いてみましたが、だいたい受付開始後すぐに申し込んだ人が多いみたいでした。キャンセル待ちになり、キャンセルが出て参加できたという方も。聞いたところによると、コース開始日3日前にキャンセルが出たと連絡を受け、急遽参加が決まった方もいたそうです。

参加者は、女性22名、男性24名程度、ボランティアスタッフの方が8名程度、合計50人くらいだったでしょうか。それとは別に、指導者の方が男女各1名いらっしゃいます。
女性は2名、体調不良でリタイアされていました。男性は1名がリタイアしたと聞きました(理由は不明です)。

8月、大阪は酷暑でしたが、京都はどうなのだろう。京都府船井郡京丹波町。事前にネットで確認する限り、日中の気温は大阪と大差なさそうだった。
瞑想ホールのあるメインビルディングの玄関に温度計があり、コースの後半ちょいちょい見てみましたが、明け方23℃~日中32℃程度で推移しているようでした。
瞑想ホールにはエアコンがあり、参加者の様子を見て指導者が設定温度を決めているようでしたが、参加者の寝室にはエアコンがありません。扇風機のみです。それでも夜間は涼しい風が感じられて、掛け布団をしっかりかけて眠る夜もありました。

蚊に刺されやすい体質なので、一番心配だったのは蚊対策でした(もし蚊がいても、はたけない←生き物を殺してはいけないので…)。虫よけスプレーはOKと事前に確認して、毎日使っていましたが(共有スペースにも施設側が置いてくれて、自由に使えました)一回も刺されることがなかったばかりか、蚊の姿を一匹も見かけることがありませんでした。え、酷暑だからですか? たまたま蚊の出ない立地なのですか? よくわからなかったけれど、この点はすごく助かりました。虫はたくさんいるんですけどね… 見かけただけでも、カエル、バッタ、カマキリ、蛾、蝶、蜂、トンボetc.etc.… 庭にはマダニやムカデ、マムシ等もいるので気をつけてください、と注意書きにありました。
そういうマダニとかがいるから、庭を裸足で歩いたり、寝そべったりしないでくださいとも書いてあるのですが、裸足で散歩したり寝転がったりする人はちらほら見かけました。注意書き読んでないのかな? 読んでるけど、気持ちいいし、虫がつくくらい気にしないのかな?
庭にはところどころに鹿のフンらしきものが落ちていて、スタッフの方に聞いたところやはり鹿が夜中に庭に下りてくるのだそうです。姿を見たこともあると言っていました。野生のウサギを見かけた生徒さんもいるとか。これはよほどラッキーなことのようです。