娘(3歳10ヶ月)
久しぶりの夜驚🌙
前回はいつだったかなと
振り返ってみると
ちょうど半年ほど前だった。
ブログを読み返しながら
チューリップを見に行った日を
懐かしく感じた🌷
そういえば、秋になった今は
コスモスが咲いているはずだ。
明日、見に行ってみようかな。
今日の夜驚もいつも通り
なんの前触れもなく起こった。
娘の初めての夜驚は
なんと0歳…!早い!
(平均的には3〜7歳らしい)
思えば、いつもだいたい
半年に一度くらいのペース。
娘の夜驚は気質に
よるものなのかな、と感じる。
娘の気質を
思いつくままに上げてみると、
・元気いっぱいエネルギッシュ
・負けず嫌い
・人見知りしない
・人が大好き
・傷付きやすい
・感受性が豊か
・よく笑う
・甘えん坊だけど自立心旺盛
第一に、気質に良いも悪いもない。
その上で娘の気質を一言で表すなら
『大胆さと繊細さが共存している』
うん、まさにそんな感じ。
いつも柔らかく大きな心で
いろんなことに体当たりで
「生きる」を楽しんでいる娘。
「信じる」気持ちが強いからか
「疑う」ことを知らないからか
なんとも無邪気なのだ。
見てるこちらが
ハラハラするほどに(笑)
そして、
そんな娘は誤解されやすい。
大胆さが前面に出ているがゆえに
この子の繊細さに気付く人は
身内くらいなんじゃないだろうか。
たとえ気付いたとしても
本当の意味でケアできるのは
やっぱり身内だけだろうと思う。
私がなんとなく思うに、
夜驚もこの「隠れた繊細さ」が
関与しているような気がしている。
夜驚の始まりはいつも
寝入り30分から。
こちらもうたた寝状態ながらも
" なんとなくぐずっている "という
独特の違和感がある。
2歳頃の夜泣き時期には
夜泣きとの区別をつけるのが
最初こそ少し難しかったけど、
5分もすれば「あ、夜驚だ」と
はっきりわかるくらいに
ふたつには明らかな違いがあった。
夜驚の場合は、
泣く→叫ぶ→浅い呼吸で落ち着く
→また泣く→叫ぶ→再び落ち着く
泣き通しの夜泣きにはない
独特のリズムがあるのだ。
3〜5分、陣痛と似てるリズム。
そしてなによりも
本人の意識がない
のが最大の特徴。
話しかけても、電気をつけても
反応がなくパニック状態にみえる。
これが、
夜驚初心者だった頃の私には
なかなかの恐怖だった。
こちらの声かけやスキンシップには
一切無反応のまま
ひたすらに泣き叫ぶ様子を
" 壊れてしまった " ように感じた。
娘が0〜1歳の頃の夜驚は
「何か子育てを間違えたかな」と
自分を責める時間でもあった。
そんなことも今では懐かしい🌷
人は慣れる生き物だなあと
つくづく感じる。
そして、人は成長する。
経験値が蓄積するごとに
" きっと感受性たっぷりは娘は
言葉にはできないけど
何かを感じ、感じすぎた分を
泣き叫ぶことで発散しているんだ "
そんな風に感じるようになった。
「楽しい!」とか「悲しい!」とか
「嬉しい!」とか「悔しい!」とか
3歳の娘の心には
収まりきらない沢山の感情が
きっとあるんだと思う。
夜驚は苦しそうだ。
喉のあたりがとても苦しそう。
だから、娘を抱っこしたまま
ソファにゆったり座って
ゆっくりと背中をさすりながら
一度落ち着いたタイミングで
「苦しいね。頑張ってるね。
ママとパパがいるから大丈夫だよ。
いっぱい泣いて出しちゃいな。」
と静かに話しかける。
そして、
再び泣き叫ぶタイミングが来たら
喉の詰まりを出すイメージで
背中をトントンしながら
「うんうん、いいよ。上手だね。
苦しいね。大丈夫だからね。」
とただただ励ます。
全身全霊でストレス発散する娘の体から
たっぷりと流れ出る汗を
こまめに拭いてあげることと
場合によっては服を脱がせたり
毛布で包んだりして
体温調節してあげることも重要だ。
娘の夜驚のリズムに寄り添って
声かけと背中さする or トントンを
繰り返しながら
娘の喉に詰まったストレスが
全部出ていくのをじっくり待つ。
「苦しいね」
と共感することと
「大丈夫だよ」
と安心感を与えること
娘の場合はこのふたつで
徐々に落ち着きを取り戻す。
今日は
夜驚が落ち着いたタイミングで
少し話せもした。
「苦しいね、どの辺が苦しい?」
(喉を指差して)「ここくるしい」
「お水飲めそう?」
「くるしくてのめない」
「タオルいる?」
「うん」
「はちみつなめる?」
(首を横に振る)
くらいの
コミュニケーションが取れた。
ここまでくればもう大丈夫。
娘の息が徐々に深くなるのを感じ
娘の心がようやく
落ち着きを取り戻したのも感じた。
もう一度「お水飲む?」と聞くと
「うん、のむ」と言うので
お水を飲ませる。
「はちみつなめたい」と言うので
はちみつもスプーンで2杯。
「喉の苦しいのが楽になるからね」
と、喉にベポラップを塗ってから
「もう少し抱っこしておく?
それともお布団で寝る?」と聞くと
「おふとんでねる」と言うので
布団に転がして腰のあたりを
アロマオイルでさすって寝かしつけた。
今回の夜驚が
どんな感情のキャパオーバーかは
よくわからなかったけど
腰のあたりには「恐怖」の感情が
溜まりやすいので
5分ほどさすってやったら
安心したのと疲れもあったのだろう、
スースーと寝息が聞こえてきた。
それにしても今日は
夜驚に動じない自分に
自分で少し驚いた。
私が娘に寄り添う間
夫はぴったりと付き添い
サポートしてくれる。
身動きが取れない私の代わりに
水やタオルやはちみつを
持ってきてくれたり
部屋の気温を
娘に合わせて調節してくれたり。
いつも本当に有難い。
ワンチームって感じ。
さて、娘も寝たし夫も寝たし
私もブログを書き終えたので
そろそろ寝ることにしよう。
今、我が子の夜驚で
悩んでいる人がいたとしても
素人の自分が軽々しく何かを
伝えることはできないけど
このブログが何か、少しでも、
心に寄り添えたらいいなと思う。
それでは、おやすみなさい。